角川春樹、コミック参入
2025-10-02 11:37:13

角川春樹事務所が新たにコミック事業へ参入!期待の新作2作品が登場

株式会社角川春樹事務所(東京都千代田区、社長:角川春樹)が、2025年10月第2週より自社コミックレーベル「ハルキコミックス」に本格参入します。この新たな挑戦は、創立30周年を迎える2026年の特別プロジェクトとして位置づけられており、豊富な文芸作品を基にしたコミックを展開することに期待が寄せられています。

初めて配信される作品は2つで、いずれもLINEマンガおよびebookjapanにて独占的に先行配信されます。まず、10月7日から配信が始まる『ブラザーズ』は、南勝久のプロデュースで沖田臥竜が原作を受け、信長アキラが漫画を手掛ける作品です。冷え込んだ時代に生きるヤクザたちを描いたこの作品は、令和のヤクザ伝説を紐解いていきます。

南勝久は、『ザ・ファブル』の成功で知られる漫画家であり、彼の力強い筆致は読み手を惹きつけてやみません。沖田臥竜は、社会復帰の難しさや裏社会のリアリティを巧みに描く作家であり、信長アキラは作品をリアルに描写する注目の漫画家です。このコラボレーションは、さらなる期待を集めています。

次に10月9日にスタートする『エンペラーズ~三国志~』は、赤名修作画、北方謙三原作の作品です。数々の読者を惹きつけてきた北方謙三の名作『三国志』を本格的な武侠漫画として蘇らせる試みであり、多くのファンが待ち望んでいることでしょう。

赤名修は多くの作品での経験を経て、独自のスタイルを身につけた才能溢れる漫画家です。また、北方謙三は硬派なストーリー展開で知られ、その世界観がどのように漫画として表現されるかが注目されています。

これらの配信は、LINE Digital Frontier株式会社の協力の下、隔週で最新話が提供される他、2026年春にはこれらの作品の単行本も定期的に刊行される予定です。

角川春樹事務所のハルキコミックス編集長・永島賞二氏は、「大人が楽しめる良質なコミックを届けていきたい」とコメントしており、今後の展開に対する期待が高まります。

2025年12月には、第2弾オリジナル作品『TOKYO HOLY NIGHT』が登場し、2026年には『あきない世傳 金と銀』や『道警シリーズ』といった新作を続々と発表する予定です。これにより、角川春樹事務所のコミック事業は新しい才能と共に成長し、新たなエンターテインメントの可能性を開いていくことでしょう。

今後ますます進化する角川春樹事務所のコミック事業に目が離せません。


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