子どもが自分で選ぶ絵本!ルビフルボタンの登場
デジタル絵本読み放題サービス「絵本ナビプレミアム」が、子どもたちの自立した絵本選びを支援する新機能「ルビフルボタン」を発表しました。これは、株式会社絵本ナビ(CEO 金柿秀幸)と一般財団法人ルビ財団(理事 伊藤豊)の共同プロジェクトです。
★新しい絵本選びの体験★
これまで、子どもたちが絵本を選ぶ際の情報源は主に表紙画像でした。しかし、表紙だけでは本の内容を知るには不十分。特に、作品紹介文が大人を対象に書かれた漢字の多いものであったため、子どもにとっては選書が難しかったのです。 それに対処するため、新たに導入された「ルビフルボタン」が登場しました。
★ルビフルボタンの仕組み★
「ルビフルボタン」は、簡単に言えば、作品紹介文にふりがなを自動的に追加する機能です。このボタンを押すことで、誰でもすぐに「総ルビ」の状態になり、ひらがなを読める子どもであれば紹介文をスムーズに理解できます。この機能により、子どもは紹介文をもとに本を選ぶことが可能になり、ただ表紙を見て選ぶという従来の方法から脱却できるのです。
★5000作品以上が対象に★
この「ルビフルボタン」を実装したことで、「絵本ナビプレミアム」には約5000作品以上の紹介文にルビが振られ、子どもたちとの新たな出会いが促進されます。年齢や漢字の理解度に関係なく、さまざまな本に興味を持つことができ、結果として読書へのモチベーションが向上すると期待されています。
★ルビ財団とは?★
ルビフルボタンは、ルビ財団が提供するウェブアクセシビリティ向上のためのサービスの一環です。この財団は、漢字に苦手意識を持つ子どもや外国人を対象に、読書を楽しむ手助けをすることを目的としています。ルビの必要性を考え、作品をより accessible(アクセスしやすく)しようとする取り組みが進められています。
★絵本ナビプレミアムの魅力★
「絵本ナビプレミアム」は、月額1480円(税込)で利用でき、豊富な内容を提供しています。絵本だけでなく、オーディオブックや学習まんがも楽しむことができ、親子での読書の時間をより充実したものにします。また、絵本コンシェル機能で、次に読む本をすぐに見つけることも可能です。
★今後の展開★
今後も、「絵本ナビ」では子どもたちの読書体験をさらに充実させるための新機能やサービスを展開していく予定です。子どもたちが自ら本を選んで読む能力を育むための取り組みは、ますます注目を集めることでしょう。
この「ルビフルボタン」を活用して、どんどん新しい絵本との出会いを楽しんでほしいです。素敵な物語が待っています!