猛暑と更年期世代がもたらす肌トラブルの解決策を探るイベント
2026年7月29日、株式会社ハルメクが主催する「猛暑×更年期世代×肌トラブル」をテーマにしたラウンドテーブルが開催されました。このイベントは、販売部数No.1(※1)雑誌『ハルメク』を発行している同社が、更年期世代の女性の肌悩みを理解し、解決策を提示するための取り組みです。
調査結果の発表
イベント冒頭では、ハルメク生きかた上手研究所の村田多恵子所長が行った「猛暑に関する調査」の結果が発表されました。この調査によると、50代の女性の約3人に1人が昨夏に肌トラブルを経験していることがわかりました。その背景には、猛暑がもたらす日常生活の変化があることが示されています。
猛暑の影響で、ブラトップや優しい素材の服など「着る」ものへの見直しが進んでおり、洗濯回数が増加するといった傾向が見られます。これらの変化は、まさに猛暑の厳しさが日常に与える影響を如実に表しています。
更年期と肌トラブルの関係
続いて、医学博士で健康科学アドバイザーの福田千晶先生が登壇し、医学的観点から更年期世代の肌トラブルについて解説しました。更年期以降はホルモンバランスが変化し、肌のバリア機能が低下。汗や摩擦、衣類の締め付けなどによって、従来気にならなかった刺激が肌荒れやかゆみを引き起こすことがあります。
特に、50代女性は仕事や社会的なつながりの中で見た目に気を使い、猛暑でもジャケットなどの厚着をする傾向にあります。これにより、汗をかきやすくなり、肌トラブルが起こりやすくなることが指摘されました。福田先生は、軽やかで身体に優しい衣服を選ぶ大切さを強調し、締め付けの少ないインナーや、すぐに乾く素材の選定が重要だと説明しました。
ハルメクの取り組み:肌に優しいインナーウェア
ハルメクのインナーウェア事業部の住井愛氏が「大人の変わる身体と肌のためのインナーウェア」のコンセプトを紹介しました。20年以上にわたり、更年期以降の女性の体や肌の変化を見つめ、反映させた商品を開発してきました。この事業では、年齢による体型変化や肌の敏感さを考慮し、肌負担を減らすための素材選びやパターン設計を行っています。
特に紹介された「ハルメク リラックス・カップ付きタンクトップ(涼やか綿メッシュ)」は、アンダーバストにゴムを使用せず、肌への刺激を減少させる工夫がなされています。シリーズは累計104万枚(※2)を突破しており、利用者から高い評価を得ています。
花王の肌に優しい柔軟剤「ハミング 素肌おもい」
さらに、花王の柴田和也氏が柔軟剤「ハミング 素肌おもい」の開発背景を紹介しました。この製品は、衣類のチクチク感を軽減し、贅沢な肌触りを提供することで、生活者の「ゴキゲンな毎日」をサポートすることを目指しています。
天然由来成分を使用したこの柔軟剤は、無香料タイプもあるなど、敏感な肌に配慮されています。利用者の多くは50代以上で、自身や家族の肌の悩みから使用を始めた方が多いとのことです。
新しい暮らし方の提案
今回のラウンドテーブルでは、猛暑による肌トラブルの軽減に向けて、「着る」と「洗う」という異なる視点からアプローチが提案されました。毎日のインナーウェアや衣類、そして洗濯までトータルに考えることで、猛暑時代を心地よく過ごすための新しい方法が見えてきます。
ハルメクは、今後もお客様からのリアルな声を元に、50代以降の女性が快適に暮らせる商品やサービスを展開していく方針です。
会社の展望
ハルメクグループは、50代からの女性が前向きに生きるための価値ある情報を提供し続けます。健康、料理、おしゃれなど多様な情報が揃っています。また、購読者向けのカタログや通販サイト、百貨店での販売を通じて、様々な商品を展開しており、多くの女性から支持を受けています。
雑誌「ハルメク」公式サイト:
ハルメク公式サイト
(※1) 日本ABC協会発行社レポート (2025年7月~12月)
(※2) 2010年5月~2026年4月までのリラックス・カップ付きインナーシリーズ累計販売枚数