大正大学のゼミでビクターの看板犬“ニッパー”を研究するプロジェクトが始動

大正大学表現学部が提案したニッパーの魅力

ビクターエンタテインメントが大正大学表現学部とコラボし、同学部のゼミナールでビクターの象徴的存在である看板犬“ニッパー”をテーマにした研究プロジェクトを実施しました。この取り組みは2025年6月から7月にかけて行われ、15名の学生たちがその中心となりました。

プロジェクトの概要

このゼミナールでは「ビクターの犬ニッパーを用いたプロモーション」のアイデアを考える課題が設定されました。初回の訪問時には、ビクターエンタテインメントの企業理念やニッパーについての詳しい説明が行われ、学生たちからの質問に応える形で質疑応答が進みました。この段階で、学生たちはニッパーに対する理解を深め、プロジェクトの方向性を定めました。

学生たちの活動

参加した学生たちは5つのグループに分かれ、それぞれ異なる視点からニッパーのプロモーション策を考案しました。オンラインでの中間発表では、各グループがその進捗を発表し、ビクターの社員たちから有益なフィードバックを受ける機会がありました。

最終発表

7月31日にはそれぞれのグループによる最終発表が行われました。発表では、食品や動物関連企業とのコラボイベント、さらにはニッパーの魅力を映像で紹介する企画など、多岐にわたるプロモーションプランが提案されました。学生たちの発表には「アイデアを詰め込みすぎないように気をつけた」「このプロジェクトを通じてニッパーに対する愛着が湧いた」といった感想が寄せられました。

今後の展望

ビクターエンタテインメントは、今回の学生たちから提案されたアイデアを活かし、ニッパーの魅力を継続的に発信していく方針です。また、教育機関や様々な団体と連携し、地域への貢献にも力を入れていく意向を示しています。

大正大学について

大正大学は、1926年に設立された大学で、4つの宗派が共同運営しています。学校の理念は「智慧と慈悲の実践」とされ、仏教精神に根ざした教育が行われています。令和2年度には文部科学省にも認識される地域戦略人材育成事業を推進しており、学びの場として多様な活動が展開されています。

今後は、さらに多くの学生が参加できるこのようなプロジェクトが期待され、地域との連携も強化されていくでしょう。

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