手塚治虫文化賞、一般推薦の募集が始まる
株式会社朝日新聞社が主催する「手塚治虫文化賞」は、今年で30回目を迎えます。この記念すべき節目にあたり、2025年に刊行された商業作品を対象とした「マンガ大賞」候補作品の一般推薦がスタートしました。この制度は、読者やファンが気に入っている作品を広く推薦できる機会を提供し、選ばれた作品は選考の最終候補へと進むことができます。
一般推薦について
一般推薦では、読者が推薦した作品の中から、1位となった作品が選考の最終候補にノミネートされます。最終候補作品は、2024年の2月に発表され、その中から専門家の選考委員会によってマンガ大賞が決定されます。この大賞の発表は2024年の4月に行われる予定です。これにより、多くの作品が注目を浴びることになり、ファンの熱意が反映される貴重な機会となります。
オリジナルピンバッジのプレゼント
一般推薦に参加された方には嬉しい特典も用意されています。推薦を行った中から抽選で100名様に、手塚治虫さんとアトムのデザインが施されたオリジナルピンバッジ(非売品)がプレゼントされます。このピンバッジは、手塚治虫文化賞の開催を祝い、皆さんが推薦した作品への愛着を深めるものになるでしょう。
手塚治虫文化賞の背景
「手塚治虫文化賞」は、日本のマンガ文化の発展と向上に寄与することを目的として1997年に設立されました。手塚治虫氏の業績を称えるため、優れた作品やそのクリエイターに表彰が行われています。手塚氏は、マンガ界における偉大な存在であり、彼の志を受け継ぎ、マンガ文化の健全な発展を目指すこの賞は、多くの人々に愛され続けています。
選考委員の顔ぶれ
今回の選考委員には、多彩な専門家が名を連ねています。漫画家の秋本治氏、マンガ家の里中満智子氏、タレントの高橋みなみ氏、フランス文学者の中条省平氏、マンガ研究者のトミヤマユキコ氏、マンガ解説者の南信長氏、そして芸人で漫画家の矢部太郎氏など、各分野での実績を持つ彼らの視点から、新たな才能が見出されることが期待されています。
締切と参加方法
一般推薦の受付は、2026年1月8日までとなっています。推薦は公式サイトから行うことができ、ファンの熱い思いを形にするチャンスをお見逃しなく!
【一般推薦受付サイト】
手塚治虫文化賞 公式サイト
この機会に是非、あなたの「推し」の作品を推薦し、マンガ界のさらなる発展に貢献しましょう!