美術館映画上映
2025-03-18 14:42:08

京都国立近代美術館が2025年度の映画上映スケジュールを発表!

京都国立近代美術館が発表した2025年度上映スケジュール



京都国立近代美術館(MoMAK)が、2025年度の映画上映イベント「国立映画アーカイブ所蔵作品選集 MoMAK Films」について詳細を発表しました。このシリーズでは、日本映画に焦点を当てた特集や、過去の名作映画を贅沢に取り揃え、映画ファンの心をつかむさまざまなプログラムが予定されています。

2025年度の特集内容



日本映画と音楽


特に注目されるのが、5月24日と25日に行われる「日本映画と音楽——生誕100年 芥川也寸志」です。このプログラムでは、1950年代からの代表的な作品「白い牙」と「東京湾」を上映し、アフタートークを通じて日本映画音楽の専門家が芥川也寸志の音楽の特徴を解説します。

  • - 上映作品
- 『白い牙』(1960年、103分、35㎜、カラー)
- 『東京湾』(1962年、83分、35mm、白黒)
  • - アフタートーク
- 5月24日:15:30-16:00
- 5月25日:15:50-16:20

夏の終わりの日米ホラー・コメディ


続いて、8月30日と31日の上映では「夏の終わりの日米ホラー・コメディ」をテーマにし、1948年の『生きてゐた幽靈』と1993年の『キャプテン・スーパーマーケット』が上映されます。特徴的なホラーコメディー作品を通じて、異文化交流の一端を楽しむことができるイベントとなるでしょう。

  • - 上映作品
- 『生きてゐた幽靈』(1948年、88分、35mm、白黒)
- 『キャプテン・スーパーマーケット』(1993年、89分、35mm、カラー)

動物と人間たち


11月29日と30日に開催される「動物と人間たち」特集では、2004年の作品『犬と歩けばチロリとタムラ』と2005年の『カルメン』を上映します。動物と人間の関わりを描いたこのプログラムは、心に残るメッセージを伝えます。

  • - 上映作品
- 『犬と歩けばチロリとタムラ』(2004年、105分、35mm、カラー)
- 『カルメン』(2005年、105分、35mm、カラー、日本語字幕)

日本の女性映画人


最後の特集は、2026年の2月21日と22日に行われる「日本の女性映画人——自主製作からメジャーまで」です。こちらでは、自主制作作品から名作映画まで幅広い作品を取り上げ、女性たちの視点を際立たせるプログラムです。

  • - 上映作品
- 『わらじ片っぽ』(1976年、53分、DCP、白黒)
- 『加恵、女の子でしょ!』(1996年、47分、DCP、カラー)
- 『新しいガス源をもとめて』(1965年、30分、35mm、カラー)
- 『メカゴジラの逆襲』(1975年、83分、35mm、カラー)

上映会の基本情報


各プログラムは、毎日2回の上映があり、開始30分前から開場です。チケットはオンラインで520円で購入可能で、中学生以下は無料で観覧できます。また、心身に障がいがある方も無料で参加できます。

  • - 定員:50席
  • - 日時:各日11時、14時の2回上映
  • - 会場:京都国立近代美術館

映画好きには堪らない特別な上映が用意されている2025年度のMoMAK Films。国立映画アーカイブ所蔵の名作を通じて、新たな視点で映画を楽しむこの機会をぜひお見逃しなく!

詳細情報やチケット購入は、公式ウェブサイト(https://www.momak.go.jp/)も合わせてご確認ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 日本映画 京都国立近代美術館 MoMAK Films

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。