熊本と島根が織りなす日本酒「思ひ出のへるん」
2025年秋放送予定のテレビ小説が思い出となる小泉八雲とセツ。これに関連し、再び彼らの故郷・熊本と島根が注目されています。このたび、島根県松江市の米田酒造が新たな日本酒「豊の秋 純米吟醸 思ひ出のへるん」を4月1日より数量限定で販売することが発表されました。この商品は熊本の酵母と島根特産の酒米「縁の舞」を100%使用しています。
独特なセンスでコラボする二つの地
この日本酒は、熊本と島根の特性を生かした一品。熊本酵母と「縁の舞」によって醸し出される清酒は、地域を超えた「ご縁」を象徴する商品です。「思ひ出のへるん」という名前は、小泉セツの回想記「思ひ出の記」を連想させるものになっています。また、ラベルには島根県の観光キャラクター「しまねっこ」が描かれ、八雲がセツに「怪談」を読み聞かせている情景がデザインされています。
飲みやすさと食との調和
「思ひ出のへるん」の味わいは、スッキリとした飲み口が特徴で、日本酒初心者でも楽しむことができる上品な味わいです。また、ライチを思わせる繊細な吟醸香が広がり、食事との相性も抜群。特にチーズとの組み合わせは新感覚の美味しさを提供してくれることでしょう。
地域を育むお酒作りの理念
この日本酒をプロデュースしたのは米田酒造営業企画部の原健太氏。彼は熊本県熊本市出身で、2022年に松江に移住しました。彼は「隠れた魅力がたくさんある」と感じた島根と自らの故郷である熊本をつなげたいと考えています。特に2025年秋に放送予定のテレビ小説に小泉八雲とセツがモデルとして登場することが発表されたタイミングで、この日本酒の企画が進みました。
「熊本と島根は直接の関係が薄いように見えるかもしれませんが、実は深いご縁がある土地です」と原氏は語ります。この商品が両地域の交流を促進するきっかけになればと願っている彼の情熱が、今回の日本酒に込められています。
製品の詳細
- - 品目: 純米吟醸
- - 原材料名: 米、米麹
- - 使用酒米: 島根県産「縁の舞」100%
- - 容量: 720ml
- - 使用酵母: 熊本酵母
- - アルコール度数: 16.8%
- - 日本酒度: +2.5
- - 価格: 2,300円(税込)
購入方法
本日本酒は、米田酒造の正規取扱店及び米田酒造のオンラインショップで販売されます。数量に限りがあるため、早めの購入をお勧めします。
【米田酒造へのお問い合わせ】
住所: 690-0842 島根県松江市東本町3-59
電話: 0852-22-3232
メール: info@toyonoaki.com
これからの季節、熊本と島根の情景を思い描きながら、特別なお酒を楽しむのも良いのではないでしょうか。新たな文化の融合を形にした「思ひ出のへるん」、ぜひお試しください。