TBSラジオ人気コーナーをついに書籍化！「孤独なおじさん、いざゆかん」登場

TBSラジオの人気コーナーが待望の書籍化！

TBSラジオの「空気階段の踊り場」のコーナー、「孤独なおじさん、いざゆかん」が書籍として発売される。著者はもちろん、空気階段の鈴木もぐらさんと水川かたまりさんで、発売日は2025年12月10日だ。本書では、孤独を笑いに変えた人々のリアルな体験が詰め込まれている。

孤独を笑いに変える新しい試み

昨今、孤独を感じる人々が増加する中、ある意味でその気持ちを受け入れ、共感することができる作品は皆にとっての救いともなる。空気階段のこのコーナーは、鈴木もぐらさんが2023年に離婚し、実際に「孤独なおじさん」となったことがきっかけで始まった。コーナーのテーマは特に決まっておらず、孤独を感じるどんな内容でもメールでOKとされており、それによって多様なエピソードが集まり続けている。

リスナーが送ってくるメールには、孤独にまつわるシンプルな日常や、時には笑える一幕が描かれており、どの作品もアイディアや表現が豊富。これらのエピソードは、ネガティブな孤独感を笑いに転換する力があり、リスナーにとって身近な存在として感じられる。

88通のメールが詰まった書籍

書籍には、リスナーから寄せられた88通のメールが厳選して収録されている。これには、「父親に『手遅れ』と言われたこどおじ」や「誰からも誕生日を祝われないこどおじ」、さらには「寂しさを淫らわらすために食卓の調味料に名前をつけているこどおば」など、ユニークなエピソードが揃っている。

こうしたメールの中には、日常の中での悲哀や笑いを交えた思い出が詰まっており、感情が揺さぶられる。共感できるエピソードを通じて、読者は自分自身と重ね合わせることができるのだ。

魅力的なイラストと鼎談も収録

書籍には和田ラヂヲ先生による独特のイラストも多数収録されており、内容に彩りを添えている。こどおじやこどおばを模したイラストの他、鈴木もぐらさんや水川かたまりさんの似顔絵なども見どころの一つだ。さらに、空気階段の2人と岡野陽一さんによる「おじさん鼎談」の内容も特別収録。彼らが選んだ印象深いメールを振り返り、さまざまなこどおじエピソードや「こどおじあるある」に関する議論を交わしている。