スーツ誕生360周年を迎えるサヴィル・ロウの新たな魅力
2026年、スーツの発祥から360年の節目を迎えるにあたって、株式会社翔泳社は新書『あたらしい紳士服の教科書』を刊行します。この本は、イギリス・ロンドンの伝統的な紳士服の中心地「サヴィル・ロウ」に根ざしたスーツの文化や歴史、独自の技法を詳細に探求した内容です。
サヴィル・ロウとは?
サヴィル・ロウは高級オーダーメイドの紳士服店が軒を並べ、ビスポーク(完全な受注生産)文化が育まれた場所として知られています。スーツの愛好者にとってこの地は、まさに憧れの象徴であり、その魅力は時代を超えて語り継がれています。
書籍の詳細
著者はサヴィル・ロウに店舗を持つテーラー「ノートン・アンド・サンズ」の共同経営者、パトリック・グラント氏です。彼は、熟練の職人たちと協力し、さまざまなアイテムの仕立て方法を解説します。具体的には、トラウザーズ(パンツ)やコート(ジャケット)、ウエストコート(ベスト)、さらにはシャツの制作過程などが詳細に記されています。
また、サヴィル・ロウの老舗テーラー「Kilgour」や「Stowers Bespork」での修行を経て、日本でビスポークテーラー「SHEETS」を運営する森田智氏が監修を行っています。
歴史の宝庫、サヴィル・ロウ
この本では、スーツのルーツをさかのぼって紹介します。チャールズ2世によるスーツの原型の誕生から、ジョージ・「ボー」・ブランメルの影響、エドワード7世の「プリンス・オブ・ウェールズ」チェックの誕生、現代のポスト・コーポレート・スーツに至るまで、メンズスーツの進化の歴史が語られています。
さらに、ナポレオン3世やウィンストン・チャーチル、ゲイリー・クーパー、ビートルズなど、多彩な文化人や歴史上の人物たちの服装にも触れ、彼らがどのようにサヴィル・ロウに影響を与えたのかを知ることができます。
誰におすすめ?
この書籍は、スーツを日常的に着用する人々はもちろん、歴史やファッションに興味を持つ全ての人々にとって貴重な読み物です。グラフィックや図解を添えた内容で、専門的な知識を持たない読者でも楽しめるように工夫されています。
書籍情報
書籍のタイトルは『あたらしい紳士服の教科書 サヴィル・ロウの歴史と仕立ての技法から知るスーツの文化と魅力』です。
- - 著者: パトリック・グラント
- - 発売日: 2026年5月25日
- - 定価: 4,620円(本体4,200円+税10%)
- - ページ数: 176ページ(B5サイズ)
全国の書店またはネットで購入可能です。詳細な購入リンクは以下にあります。
まとめ
『あたらしい紳士服の教科書』は、スーツ文化の奥深さを知りたい方にとって必携の一冊です。サヴィル・ロウの豊かな歴史や、その仕立て技術の全貌を明らかにし、これからのスーツの在り方を考えるきっかけを提供してくれることでしょう。