バレエアンサンブルガラ2025 ダンサーインタビュー:加藤花歩さん
オーストラリアのブリスベンに拠点を置くクイーンズランドバレエ団のカンパニーアーティスト、加藤花歩さん。彼女は、2025年に行われる『バレエアンサンブルガラ~東京~』で舞台に立つ。バレエに対する情熱と公演への意気込みを聞いてみた。
加藤花歩さんのバレエ人生の始まり
加藤さんは、3歳の時にバレエを始め、以降その道を進んできた。彼女は、12歳から橘バレエ学校に加入し、本格的なバレエの技術を磨いていった。バレエに対する愛情がますます深まり、身を捧げる思いで修練を重ねた。
特に、YAGP(Youth America Grand Prix)日本予選を通過し、才能が開花した彼女は、さらなる挑戦を求めて海外へ。留学先のThe Australian Ballet Schoolでは、優秀な成績を収めて首席卒業を果たした。これにより、彼女のキャリアは大きな一歩を踏み出すこととなる。
クイーンズランドバレエ団に込める想い
加藤さんが所属するクイーンズランドバレエ団は、その多様性と創造性が魅力の一つ。オーストラリアのバレエシーンでも注目を集めており、多彩なプログラムを展開している。加藤さんは、その環境で自分の可能性をさらに拓いていくことを楽しんでいるそうだ。彼女は、海外での経験が自身の視野を広げ、インスピレーションを与えてくれていると語る。
「ラ・シルフィード」への意気込み
今回の公演で踊る作品は「ラ・シルフィード」。クラシックバレエの名作であり、幻想的な世界観が特徴的だ。加藤さんは、この作品に特別な思いを抱いている。「この役を演じることで、より深い感情を観客に届けたい」と意気込みを語った。彼女は、表現力豊かなダンスを通じて、観客との心のつながりを大切にしたいと考えている。
公演情報と観客へのメッセージ
2025年8月8日、東京のきゅりあん大ホールにて開催される『バレエアンサンブルガラ~東京~』は、プロのダンサーと未来のダンサーたちが共演する、見逃せないイベントだ。第1部では国内外のプロバレエダンサーによるガラコンサートが行われ、第2部では「シンデレラ」からの抜粋が上演される。
加藤花歩さんは、この公演を通じて、多くの方々にバレエの魅力を伝えたいと熱く語っている。「ぜひその目で素晴らしいダンスを体験してください」というメッセージを届けてくれた。
この公演を前に加藤さんのインタビューを通じて、彼女のバレエ人生や、公演への想いを知り、更なる応援ができればと思う。加藤花歩さんの今後の活躍に期待しつつ、彼女のパフォーマンスを楽しみにしている。