映画撮影所の魅力
2025-07-14 11:32:15

京都の映画撮影所を探る新刊『京都撮影所案内』が発売!

京都の映画撮影所を探る新刊『京都撮影所案内』



2025年7月18日、立東舎から新たに刊行される『京都撮影所案内』は、時代劇界における貴重な資料となることでしょう。この書籍の著者、高鳥都氏は、時代劇の聖域である京都の撮影所に特化して取材を行い、その魅力を余すことなく伝えています。

現場感溢れる写真の数々



高鳥氏は、カメラを手に撮影所の現場に飛び込み、普段目にできない貴重な瞬間をカメラに収めました。その結果、彼の著書には、撮影現場のリアルな表情が映し出されています。本書では、松竹撮影所や大映通り商店街、さらには東映京都撮影所やその近くに位置する東映太秦映画村の詳細が豊富な写真と共に紹介されています。

時代劇を支える重要なスポット



掲載されている撮影所は、時代劇制作を担う重要な場所ばかりです。特に「東映太秦映画村」は、京都における映画撮影の中心地の一つであり、一般公開も行っています。そのため、訪れる人々にとって時代劇の奥深さを身近で感じる絶好の場となるでしょう。

洗練されたインタビュー



さらに、書籍の中では、22名の関係者へのインタビューが掲載されており、舞台裏のストーリーや制作のこだわりについても知ることができます。読者は、高鳥氏が取材を通じて明らかにした、制作者たちの情熱を感じるでしょう。

「日本のハリウッド・京都」の章



本書の巻末には「日本のハリウッド・京都」と題された章が用意されています。この章では、1910年代から現在までの撮影所の変遷が詳しく述べられており、映画愛好家にとっては貴重な情報源となることでしょう。高鳥氏は、小さな撮影所の歴史も掘り下げ、その重要性をしっかりと伝えています。

株式会社リットーミュージックの魅力



本書を発行するリットーミュージックは、音楽関連メディアに加え、文芸・カルチャーに特化した出版レーベル「立東舎」を運営しています。彼らは、感度の高い読者に向けた質の高い出版物を提供しており、今後も注目を集めることでしょう。

東映太秦映画村のリニューアル計画



なお、本書の内容に登場する中でも特に注目すべきは、東映太秦映画村です。2025年11月1日、同村は開業50周年を迎え、全面的なリニューアルプロジェクトが進行中です。これに伴い、今年の夏には「太秦祭魂」というイベントが開催される予定です。新たなエリアも開放される予定で、次の50年間に向けた期待が高まっています。

映画と時代劇の魅力が詰まったこの本は、映画ファンにとって見逃せない一作です。是非ご購入し、京の撮影所の魅力を体験してください。


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