2025年ダンス界の頂点が決定!オーシャンが初の2連覇を達成したLegend Tokyo
2025年7月21日、大宮ソニックシティ・大ホールで行われたストリートダンス作品のコンテスト『Legend Tokyo Chapter.12』。昨年度から継続して開催され、国内外から選りすぐりのコレオグラファーが集結しました。この場で、北陸の若き才能、オーシャンが歴史的な快挙を成し遂げました。彼は「出勤時刻9:00」という作品で、見事に最優秀作品賞である「レジェンド」を獲得し、同時に2年連続の栄冠に輝いたのです。
大会オープニングでは、19組の参加者が次々と登場し、各自の振付による素晴らしいパフォーマンスを披露。観客はその姿に心を奪われ、場内は熱気に満ちていました。オーシャンの作品は、誰もが経験する寝坊の朝のドタバタ劇をユーモラスかつフレッシュなダンスで表現。観客を巻き込んだそのパフォーマンスは、まさに「誰にでも楽しめる」ものでした。
準優秀作品賞には、振付師CaoriによるGothic Marionetteの作品「魅狂人形-マリオネット-」が選ばれました。この作品は、神秘的な世界観を持ち、人形たちの精巧な群舞で観出来るようになっています。また、前回優勝のZoooMが特別出演し、今回の作品「ドレス・アップ」でその王者の面目躍如を見せました。この作品は、彼らの第49回優勝作品「ラスト・オーダー」の前日譚を描いており、観客を笑いで包み込んでいました。
オーシャンは、表彰式後のインタビューで、「実感はまだないけれど、お客さんを楽しませたいという思いが、この結果につながって嬉しい。これからも挑戦を続け、次は世界を目指していきたい」と語りました。その言葉には彼の情熱と決意が滲んでいました。
審査結果
【本審査】
- - 最優秀作品賞「レジェンド」:オーシャン「出勤時刻9:00」
- - 準優秀作品賞「セミ・レジェンド」:Gothic Marionette(振付:Caori)「魅狂人形-マリオネット-」
【個別部門賞】
- - オーディエンス賞:オーシャン「出勤時刻9:00」
- - エンタメ賞:Ruruka「You are’a Legend」
- - アート賞:Hermano「脱ルッキズム ~ありのままの私を愛す~」
- - 演出賞:SORA「Where I belong ~私の悲笑路(ピエロ)~」
- - テーマ表現賞:manatie「この足で、」
- - 出演ダンサー&指導賞:大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(総合演出:宮城ユリカ)「End to begin」
- - 音楽表現賞:SENA「Re:vibe」
- - 衣装・装飾美術賞:Zuh「夢中夢(むちゅうむ)」
- - コレオグラフ賞:LadyM. Dance Company (総合演出:Mana)「月光」
【企業選定】
- - JDAC賞:オーシャン「出勤時刻9:00」
- - THL賞:Gothic Marionette(振付:Caori)「魅狂人形-マリオネット-」
- - 両国四丁目プロジェクト賞:SENA「Re:vibe」
大会の熱い模様や審査結果は公式YouTubeで生配信され、後日、有料のアーカイブ配信でも視聴可能となる予定。今後のダンス界を変革する次世代のコレオグラファーたちの姿を見逃すことはできません!
大会詳細
- - 大会名:Legend Tokyo Chapter.12
- - 会場:大宮ソニックシティ・大ホール
- - 日程:2025年7月21日(月・祝)
- - 主催:Legend Creative Project
- - 協賛:株式会社THL
- - 後援:公益社団法人さいたま観光国際協会
次回の大会にも大いに期待が寄せられる中、新たな才能と創造性が舞台でどのように表現されるのか、楽しみです。