日本香堂『母の日参り俳壇』入選作発表
株式会社日本香堂が主催する俳句公募『母の日参り俳壇』の入選作が、特設ページで発表されました。今年で4回目を迎えるこの企画には、パンサーの向井慧さんとフルーツポンチの村上健志さんが選んだ作品が含まれており、心の絆を感じる詩が揃っています。特に、パンサー向井のラジオ番組「ふらっと」での朗吟には、多くのリスナーが聴き入ったことでしょう。
俳壇の目的と応募状況
『母の日参り俳壇』は、年々注目を集めている新しい供養の形である「母の日参り」に則った企画です。このイベントでは、特に「母の日」に向けて、母親との絆をテーマにした俳句を募集しています。募集期間は20日足らずと短いですが、今年は全国から昨年の2倍以上にあたる2,108句が寄せられました。
入選作はTBSラジオの「ふらっとポスト」で朗吟されることになり、5月5日と6日の放送で、向井さんと村上さんが作品について熱いトークを繰り広げました。参加者たちの想いが詰まった4句は、母への感謝や愛情が込められています。
入選句の魅力
入選作品の中から特に印象的な句をいくつかご紹介します。
1.
「母の日の 湯船の母を そっと見て」 (作者:ようこ 様)
村上さんは、この句の描写力が最高だと絶賛。母親と自分の成長を感じさせる一つのシーンがうまく表現されています。
2.
「戒名を 三文字読めた 子と参り」 (作者:北のゆらゆら 様)
向井さんは、戒名を読めるようになった娘の喜びと共に、亡くなったおばあちゃんについての複雑な感情を描写している点を評価しました。
3.
「『ついでだよ』 照れて母の日」 (作者:かなさいとう 様)
成長した子どもが母親に対して照れが出る様子を描いたこの句には、多くの共感が寄せられています。
4.
「帰省前 母からのLINE『舞ってます』」 (作者:樹ありす 様)
ここで表現される母の可愛らしさと誤字の愛おしさが、多くの人の共感を呼びました。
特別賞受賞作も発表
今年の俳壇では特別賞を受賞した作も発表され、これらの作品も特設ページで確認が可能です。受賞作は、各社からの特別賞として異なる副賞が用意されています。このような企画を通じて、母の日の大切さを改めて再認識する良い機会となるでしょう。
「母の日参り」とは
「母の日参り」とは、母の日に故人である母親を偲んで墓前を訪れたり、花や香りのお線香をお供えしたりする習慣です。特にゴールデンウィークから母の日にかけてこの行動が広がっています。
母の日参り俳壇は、日本香堂がこの新しい供養方法を広めるために立ち上げたもので、多くの人たちに愛され続けています。詳細は特設ページでご覧いただけます。
特設ページはこちら
このように、俳句を通して母との絆を深める素敵なイベント『母の日参り俳壇』。2025年の募集も楽しみです。