第98回キネマ旬報ベスト・テンが決定！受賞作品とコメントをお届け

第98回キネマ旬報ベスト・テンが発表されました！

2024年の第98回キネマ旬報ベスト・テンが発表され、話題作が多数選出されました。日本映画部門では、三宅唱監督の「夜明けのすべて」が堂々の1位を獲得し、海外映画部門ではクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が1位に輝きました。また、文化映画部門では「正義の行方」が選ばれました。

受賞作品の紹介

日本映画ベスト・テン第1位

「夜明けのすべて」
監督：三宅唱
配給：バンダイナムコフィルムワークス、アスミック・エース
この作品は、愛や友情、そして人間の成長を描いた感動作であり、多くの観客に深い印象を与えました。

外国映画ベスト・テン第1位

「オッペンハイマー」
監督：クリストファー・ノーラン
配給：ビターズ・エンド、ユニバーサル映画
核開発に関わった実在の人物を題材にしたこの映画は、観る者に深い考察を促します。

文化映画ベスト・テン第1位

「正義の行方」
演出：木寺一孝
配給：東風
社会問題を扱ったこの作品は、感受性豊かな視点から多くの人々の心に響きました。

個人賞受賞者が喜びのコメント

受賞者たちは、自身の受賞に対する喜びを語りました。

主演女優賞

河合優実

"本当にありがとうございます。今回選んでいただいた２本は自分にとってほかの何にも代えがたい映画なので、そのような作品で選んでいただきとても嬉しいです。"

主演男優賞

松村北斗

"この賞の歴史を思うととても光栄です。映画を通して感動を誰かに受け渡せている感じがして、何かもう一つの居場所を見つけられたような気持ちになりました。"

表彰式の開催

d2024年2月20日（木）18時から、渋谷 Bunkamuraオーチャードホールにて表彰式が開催されます。その模様は、キネマ旬報社公式YouTubeチャンネルでライブ配信される予定です。興味がある方は、ぜひチャンネル登録をしてご覧ください。

発表号の発売

2月5日に『キネマ旬報2月増刊 2024年キネマ旬報ベスト・テン発表号』が発売され、全ランキングが確認できます。この号では、選考委員による投票内容や、各作品のランキング、選評などが詳細に記されています。映画ファン必見の一冊となることでしょう。

キネマ旬報ベスト・テンの歴史

「キネマ旬報」は、1919年に創刊された映画雑誌で、最も長い歴史を誇ります。最初のベスト・テンが発表されたのは1924年度で、以来今年で98回目を迎えます。この賞は、映画業界の信頼の置ける評価を受け、毎年多くの注目が集まっています。

キネマ旬報ベスト・テンは、観る者に感動を与える作品を多角的に評価する重要な指標であり続けています。ぜひ今回の受賞作を鑑賞し、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。