建築の新しい可能性を模索する『Discover Japan』2026年3月号
2026年2月6日、雑誌『Discover Japan』の最新号が発売されました。今回は「訪ねる建築 暮らす建築」と題して、建築を巡る私たちの価値観の変化に着目しています。この号では、全国各地での近現代建築の再生と活用に焦点を当て、次世代に伝えるための法整備も進む中、建築文化の新たな可能性を探る特集をお届けしています。
魅力的な再生建築の紹介
特集では、再生・活用が行われている全国のさまざまな建築を紹介します。訪れることで、その場所の文化や歴史を体感できるのが魅力です。建築に親しむことは、私たちの生活において、より深い豊かさを提供してくれるでしょう。
具体的には、モデル兼俳優の菊池亜希子さんが訪れた「旧尾崎テオドラ邸」の魅力を通じて、建築探訪の楽しみを紹介します。旧尾崎テオドラ邸は1888年に建てられた水色の洋館で、2020年の取り壊し危機を乗り越え、保存会の尽力により現在は喫茶とギャラリーとして生まれ変わりました。
建築家の自邸を訪ねる
また、建築家・堀部安嗣さんの自邸に焦点を当てたコーナーも見逃せません。堀部さんは、「竹林寺納骨堂」や「ガンツウ」の作品で知られ、居心地の良さを追求した建築を手掛けています。その生きた空間で感じる「住環境の心地よさ」は、読者にとって大いに参考になるはずです。
名建築たちを多角的に探る
さらに、藤井厚二の「聴竹居」や前川國男の「前川國男邸」など、歴史に名を刻む名建築家の住まいにも焦点を合わせ、訪れることができる特集が組まれています。
ニッポンの建築を巡る旅
建築をテーマにした旅のコーナーでは、山口・下関の「リゾナーレ下関」や、村野藤吾の名作に宿泊できる「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」など、最新から名作まで、多彩なホテルやリゾートを紹介。また、香川県や福井県を訪ね、地域の文化と建築に触れる独自の旅も提案しています。
復元への取り組み
特集の中でも、首里城の復興について深堀りしています。琉球王国の象徴であった首里城は、火災による被害から復元作業が進んでおり、今秋に正殿が完成予定です。復元過程を取材し、伝統技術を次世代にどう受け継ぐかを探る内容も掲載します。
近現代建築の活用法
最後に、近現代建築の再生と活用の事例として、全国のコンバージョン建築を取り上げます。歴史や文化を大事にしながら、今の時代に求められる空間利用の形がどのように構築されているかを考察します。
この『Discover Japan』2026年3月号は、日本の建築文化の未来を育むためのヒントを探る一冊です。ぜひ手に取って、新たな発見をしてみてください。