新刊『自分の声を見つけるための「話し方」の教室 Oracy(オラシー)』の紹介
子どもたちが身につけるべき「話す力」=オラシーの重要性が、ますます広まっている今日この頃。2026年4月28日、株式会社河出書房新社から、ニール・マーサー名誉教授の著書『自分の声を見つけるための「話し方」の教室 Oracy』が発売されます。本書は、ケンブリッジ大学が主導する「Oracy Cambridge」での研究に基づき、オラシーのスキルを効果的に育てる方法を親たちや教師に伝える一冊です。
オラシーとは?
オラシーとは、「話す力」を指し、誰もが意思を表現するために必要な能力です。読み書きに関するリテラシーや数字の理解に関連するニュメラシーに匹敵する重要性を持ちながらも、教育現場ではあまり取り上げられてこなかった話題です。しかし、受験や就職活動、さらにはビジネスの現場では、自分の考えを効果的に伝える能力が求められており、オラシーはその根幹を支えるものなのです。
本書では、ニール・マーサー名誉教授が、彼自身の豊富な経験をもとに、オラシースキルをどのように子どもたちに伝えるかを解説します。具体的なアプローチが満載で、親や教師がすぐに実践可能な内容となっています。
具体的な取り組み
子どもたちのオラシースキルを向上させるためには、まず家庭内での実践が重要です。親は日常生活の中で子どもに話をする機会を増やし、意見を言わせることで自信を持たせることができます。また、教師はクラスルームでのディスカッションやプレゼンテーションを通じて、子どもたちが自分の考えを表現できる環境を整えることが求められます。本書では、これらの具体例が多く紹介されています。
日本においても、教育指導要領が「主体的・対話的で深い学び」を重視する方向に進化しており、オラシーに対する関心も高まっています。「Oracy Japan」という団体が設立され、学校現場での対話を促す授業方法の検討が進められています。
著名人からの賛辞
本書は、さまざまな著名人やメディアからも支持を受けており、BBCの司会者であるニハール・アルタナヤケ氏は「話すことを仕事にしている私にとっても、大きな学びがあった」と評価しています。また、英国国立劇場の芸術監督ルーファス・ノリス氏も「オラシーがなぜ人生を変えるアイデアなのか、この本を読めばわかるだろう」と称賛しています。
本書の目次と著者紹介
本書は、以下の構成で構成されています。
- - はじめに
- - 第1章 考えを口に出す
- - 第2章 オラシー習得の初期段階
- - 第3章 オラシースキル・フレームワーク
- - 第4章 適切に話す
- - 第5章 人まえで話す
- - 第6章 コラボレーション
- - 第7章 話すことを通じた指導と学び
- - 第8章 未来へ
- - 謝辞
- - 原注
著者のニール・マーサーは、ケンブリッジ大学の名誉教授であり、オラシー教育の第一人者です。訳者の寺田早紀も、教育に関する多くの著作を手掛けています。
この新刊『自分の声を見つけるための「話し方」の教室 Oracy』は、子どもたちの成長を促すためのニーズに応える、必読の一冊です。大人もおおいに学びが得られる内容が詰まっていますので、ぜひチェックしてみてください。