台湾・嘉義県、旅行情報誌『るるぶ』と初コラボ!
台湾の嘉義県は、日本の旅行市場に新たな風を吹き込むべく、著名な旅行情報誌『るるぶ』と提携し、特別な観光ガイドを制作しました。このプロジェクトは、2026年に開催される「台湾ランタンフェスティバル in 嘉義」と地域の観光資源を広く宣伝することを目的としています。
この特集の内容は多岐にわたり、自然の景観や文化体験、茶旅、グルメ、さらには鄜族という原住民文化に至るまでを詳しく紹介しています。2025年8月下旬からは日本全国の書店やECプラットフォームで同時に販売され、これを機に嘉義県として本格的に日本の観光市場に進出します。文化観光局は、嘉義の「自然・人文・イノベーション」をテーマに、観光の魅力をしっかりアピールしていく構えです。
日本の読者にとって『るるぶ』は定番の観光ガイドブックであり、自由旅行や家族旅行、シニア層向けの情報が豊富です。今回発行される嘉義特集では、紙媒体の他に電子書籍も展開し、Amazon Japanや楽天ブックスでも購入可能となります。誌面には、台北でのランタンフェスティバルの見どころや、阿里山森林鉄道の魅力、雲海や朝日、鄜族の文化、さらにはグルメ情報などが詳細に掲載されており、日本の読者からも高い評価を得ています。
嘉義県の文化観光局は、「2026年台湾ランタンフェスティバルが嘉義で開催されることは、観光業における大きなイベントです。今回の『るるぶ』とのコラボを通じて、嘉義の美しい山や海、そして文化の魅力を日本の旅行者に伝え、より多くの日本人を嘉義に誘致したいと考えています」と意欲を示しています。
また、嘉義県は2025年9月25日から28日に愛知県で開催される「日本国際旅展(Tourism Expo Japan 2025)」にも出展する予定です。このイベントでは、嘉義専用のブースを設け、日本のメディアや旅行会社、観光業者、インフルエンサーとの交流を進めることで、ブランドの国際的な発信に努めます。会場では、文化観光局がランタンフェスティバルの計画や阿里山観光、茶文化体験、鄜族集落ツアー、ローカルグルメといった多彩な旅行プランを提案し、日本市場に向けての観光プロモーションを展開します。
文化観光局は、日本市場が台湾観光において極めて重要であると説明し、嘉義の阿里山森林鉄道や茶園、特に花のシーズンに行われるイベントが長年日本人旅行者に愛されていることを強調しました。日本の旅行ガイドブックや国際旅展でのプロモーションを通じて、嘉義の知名度をさらに引き上げ、2026年のランタンフェスティバルを契機に国際観光のブームを起こすことで、地域の産業や文化観光のさらなる発展を目指しています。
日本の皆さまを2026年春のランタンフェスティバルに心よりお迎えし、阿里山の自然や茶文化、幻想的なランタンの世界を存分に体験していただけることを願っています。