自治体と企業が共に展開する新しい朝食啓発プロジェクト
この春、ファミリーマートと大塚製薬、さらに各自治体が連携し、地域特化型の「朝食喫食」の啓発動画を展開する新たな試みが始まります。2025年4月1日から、全国のファミリーマート店舗内に設置されたデジタルサイネージ「FamilyMartVision」を通じて、23道府県におけるオリジナルの動画が放映されます。この取り組みの目的は、地域の健康課題への対応と、朝食の重要性を多くの人々に伝えることです。
プロジェクトの背景
ファミリーマートは、全国にある約10,000店舗を持つコンビニエンスストアチェーンで、毎日1500万人以上のお客さまが訪れます。この巨大なリーチを活かして、企業と自治体が協力し、地域の健康促進に寄与することが狙いです。大塚製薬と連携し、トータルヘルスケアに資する情報を提供したいとの思いがこのプロジェクトを生み出しました。
各都道府県のオリジナル動画
特に注目すべきは、各道府県ごとに異なる内容の啓発動画が制作される点です。これにより、地域特有の文化や習慣に即した形で、効果的な情報提供が可能になります。例えば、同じ商品でも地域によって食べ方や組み合わせが異なるため、視聴者はより身近に感じることができるでしょう。これは新生活を迎えるこの時期に合わせて、地域の特色を活かした情報が発信されることに期待が寄せられています。
取り組みの実施概要
- - 放映期間: 2025年4月1日(火)~4月14日(月) 5:00~10:59
- - 放映店舗: FamilyMartVision設置店舗 約10,000店
- - 内容: 23道府県ごとのオリジナル「朝食喫食」の啓発動画(15秒)、それ以外の地域では一律のコンテンツ(同様に15秒)
地域に密着した情報発信
このプロジェクトは、単なる啓発動画の放映にとどまらず、地域の健康課題解決を目指しています。デジタルサイネージを活用することで、視覚的でインパクトのある情報を提供できるだけでなく、地域社会における食育の重要性も再認識させることができます。ゲート・ワンおよびデータ・ワンは、社会インフラとしての役割を持つコンビニエンスストアを通じて、さまざまな社会課題と向き合う姿勢を強化しています。
今後の展望
今後も、ファミリーマートや大塚製薬とともに、生活者に寄り添った形で健康情報を発信し続け、ご家庭の朝食環境をより良くするための取り組みを進めていく予定です。地域の健康課題解決に向けた公民連携モデルが、他都市や他地域でも広がっていくことが期待されます。私たちの健康は、毎日の食事が基本です。この新たな試みによって、朝食の大切さを再認識し、健康的な暮らしを築いていきたいものです。