全仏オープンテニス直前!小田凱人、上地結衣インタビュー
6月3日(火)から始まる「全仏オープンテニス」の車いすシングルスに出場する小田凱人選手と上地結衣選手。WOWOWのインタビューで彼らは、パラリンピックでの素晴らしい記憶と今大会への意気込みを語りました。両選手は昨年のパリパラリンピックで、それぞれ金メダルを獲得。今回は、シングルスの第一シードとして再びこの舞台に立つことになります。
小田凱人選手の思い
小田選手が話すローランギャロスの会場は、彼にとって特別な場所。良い思い出が積み重なり、この大舞台での戦いを心から楽しみにしています。「自分に一番合った会場だと思います」と微笑む彼の表情からは、その期待感が溢れています。
技術向上のために
小田選手は、今大会に向けての新たな技術的取り組みは少ないとしながらも、自身のスタイルをさらに強化することを意識しているそう。「攻める」ことを第一に考え、クレーコートでの速い展開を活かしたプレーを心がけています。彼は、フォアハンドやバックハンドのウイナーを駆使し、試合を支配するスタイルを確立しています。
上地結衣選手の想い
対する上地選手は、パリに戻ってまい、肌寒いという予報とは裏腹に、毎日快晴に恵まれていると述べます。パラリンピックの時を思い出し、気持ちを高める毎日です。「この舞台でパフォーマンスをする喜びは、言葉にできないほどです」と語る上地選手。彼女もまた、昨年の全仏では決勝に進めず、今年は新たな挑戦が待っていると心構えを示しました。
さらなる挑戦へ
彼女は、昨年のパフォーマンスを糧にしつつも、他の選手の成長や新たな対戦相手の出現に心を引き締めています。「全仏オープンは特別な大会だからこそ、1試合ごとに全力を尽くしたい」と力強く語る姿が印象的です。
過程への感謝
全仏オープン前に痛めた手首や手のひらに関しても触れ、「ここまで来られたのは多くのサポートがあったから」と感謝の気持ちを伝えました。今できることを全力でやりきりたいという想いには、選手としての覚悟が感じられます。
大会への期待
小田選手と上地選手、二人の選手が共に全仏オープンの舞台に立つことに、テニスファンの期待が高まっています。両選手の活躍はもちろん、パラリンピックでの金メダルの感動を再び思い起こさせることになるでしょう。
番組情報
「全仏オープンテニス」はWOWOWで5月25日から6月8日まで、連日生中継されます。特に6月3日には、小田凱人選手の1回戦が、続いて上地結衣選手の1回戦も放送予定です。
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