商人の心が息づく堺の名店を巡る『おとな旅あるき旅』の魅力

商人の心が息づく堺の名店あれこれ

こんにちは、皆さん。5月31日に放送された『おとな旅あるき旅』では、商人の街・堺の素晴らしい名店を取り上げました。この街は歴史深く、人情にあふれた商人たちが営むお店がたくさん存在しています。その中でも特に愛されている店を上原美穂アナウンサーと三田村邦彦さんが巡りました。

高砂屋：88歳の料理人が作る絶品『だし巻』

最初に訪れたのは、堺銀座南商店街にある【高砂屋】というお店です。元々は立ち飲み屋として始まったこの場所では、88歳のオーナーが毎日腕を振るっています。特に評判の『だし巻』や『いわし煮』に加え、シェフの秘伝である『たたきごぼう』も見逃せません。シャキシャキとしたごぼうが味わい深く、三田村さんもその魅力に引き込まれていました。

れすとらん浪花亭：親子3代が受け継ぐ味

続いて向かったのは、堺山之口商店街に位置する老舗洋食店、【れすとらん浪花亭】です。創業80年を誇るこのお店では、普段なかなか味わえない本格的な『ポタージュスープ』が200円で楽しめます。特に人気のメニュー『エビライス』は、他にはない特別な作り方で仕上げられているとのこと。

さかい利晶の杜：千利休の茶の湯体験

洋食を堪能した後は、【さかい利晶の杜】へ。ここでは千利休から受け継がれる「お茶の世界」を体験でき、茶道の基本を学ぶ絶好の機会です。日本の文化を身近に感じることができる素晴らしい場所です。

肉呑処平野屋：精肉店直営のローストビーフ

次に訪れたのは、堺東商店街市場の【肉呑処平野屋】。こちらは精肉店直営のお店で、特製の『ローストビーフ』が子供でも楽しめるお値段で味わえます。この店のオーナーも、友人の実家を継いだということで、涙あり笑いありのストーリーがあるんです。

りえ：手作りの家庭料理

さらに隣の立ち飲み屋【りえ】にも立ち寄りました。ここでは、店主のりえさんとお仲間のまゆみさんが毎日異なる家庭料理を提供。『真由美ちゃんポテサラ』や『イカ玉焼き』は特に人気で、その味には思わずにっこりを誘われます。

予約制の丸萬本家：芸術のような『魚すき』

そして最後に訪れたのは、完全予約制の【丸萬本家】。ここで大阪名物の『魚すき』をいただきました。鰆、海老、鱧などその季節に応じた鮮魚と野菜が秘伝のダシで絶妙に煮込まれ、最後にはフワフワのシメが待っています。この店の美味しさに、三田村さんと上原さんも心から楽しんでいる様子でした。

堺の街を巡れば、歴史とともに育まれた人々の情熱と温かさに触れることができます。ぜひ、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。