韓国文学の金字塔
2026-07-23 10:49:49

韓国女性文学の金字塔『願うのは私に禁じられたこと』日本上陸

韓国女性文学の傑作が日本に到来



韓国で150万部以上の大ヒットを記録した作品が、日本の読書界に大きな波紋を呼ぶこととなります。株式会社文藝春秋より、梁貴子(ヤン・グィジャ)氏の問題作『願うのは私に禁じられたこと』(原題:『나는 소망한다 내게 금지된 것을』)が、7月23日に発売されることが決定しました。この作品は、韓国の現代文学の金字塔とも称され、特に女性層から絶大な支持を受けています。

本書が初めて韓国で発表されたのは1992年のこと。その時点ですでに激しい賛否を巻き起こし、年月が経つにつれてその評価はますます高まっています。特に20代、30代の女性読者に支持され続けており、今や累計150万部を突破するほどの影響力を持っています。また、日本でも社会現象として大ヒットした『82年生まれ、キム・ジヨン』の先駆け的存在とも言われており、「破壊力では『キム・ジヨン』をしのぐ」と評される本書は、多くの人々の心に響く作品となっています。

あらすじ


本作の主人公、カン・ミンジュは、女性のための電話相談に従事する大学院生です。彼女は日々、DVや性的暴力に苦しむ女性たちの声に耳を傾けていますが、そんな葛藤を抱えつつも、彼女にはある計画があります。それは、人気男優のペク・スンハを拉致し、監禁するというもの。この計画を「男たちへの復讐」と信じる彼女は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか?

奇妙な監禁生活が描かれる中で、読者は彼女の内面に潜む怒りや苦悩を深く理解することになります。本作は、単なる物語としてではなく、女性の現実を鋭く描き出した社会的なメッセージでもあります。

翻訳と書誌情報


本書は、韓国文学を紹介する気鋭の翻訳者・小山内園子氏によって日本語に翻訳され、日本の読者に向けて届けられます。
  • - タイトル: 『願うのは私に禁じられたこと』
  • - 著者: 梁貴子(ヤン・グィジャ)
  • - 翻訳者: 小山内園子
  • - 発売日: 2026年7月23日
  • - 定価: 紙版2992円(税込)、電子版2992円(税込)

著者プロフィール


梁貴子は1978年にデビューし、韓国社会の厳しい現実を描いた作品で数々の文学賞を受賞しています。1992年に発表された本作は、韓国の文学界においても異例の成功を収め、その後も多くの作品が読者に愛され続けています。特に1998年に発表された長編小説『矛盾(未訳)』は、未だにベストセラーリストの上位に位置しており、彼女の作品が多くの人に影響を与えていることを物語っています。

韓国文学の中で、女性の視点から描かれたこの痛ましいながらも挑発的な物語は、日本の読者にどのようなインパクトを与えるのでしょうか。2026年7月23日に発売される『願うのは私に禁じられたこと』に期待が高まります。


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