多様性を学ぶ！ガストンシリーズ最新刊『ちがっていたっていいんだよ』が登場

ガストンの新たな冒険！

2025年6月30日、株式会社主婦の友社より、好評を博しているガストンシリーズの最新作『ちがっていたっていいんだよ』が発売されます。この絵本は、シリーズ累計270万部という記録を誇り、子どもたちと一緒に読んでほしい一冊です。今回のテーマは「多様性」。

主人公のガストンは、感情を持つユニコーンの子どもで、気分によって変わる魔法のたてがみを持っています。彼の冒険は、友情や感情の複雑さを描いており、ストーリーを通じて子どもたちが必要なソーシャルスキルを学ぶことができる内容になっています。ガストンと共に多様性の重要性を考えさせられながら、楽しく学ぶことができるのです。

多様性を理解することの大切さ

今回のガストンの物語では、子どもたちがそれぞれの違いを認め合うことがテーマ。友人たちとのお散歩の中で、ガストンは自分と異なる特徴を持つ友達を見つけ、様々な感情と向き合います。特に、いじわるなレオナルドンからのからかいに対抗し、自らの感情を表現する姿が印象的です。ガストンは周りの友人たちを励まし、「世界にはいろんな色や味がある」と訴えかけます。このセリフは、多様性を受け入れることの大切さを教えてくれるのです。

子どもたちへのメッセージ

また、著者のオーレリー・シアン・ショウ・シーヌさんは、多様性に満ちた世界で生きることの重要性を描いています。「あなたはあなたのままでいい」というメッセージは、子どもたちがそれぞれの違いを誇れるように導いてくれます。この絵本を通じて、傷つくことがあっても「ちがっていても素敵」と思える心を育ててほしいという願いが込められています。

さらに、翻訳者である垣内磯子さんの心遣いも素晴らしいものです。「君も素敵だし、ぼくだって素敵」という思いを言葉に込め、難しいかもしれない「違いを認め合うこと」の大切さを、シンプルに伝える努力をされています。子どもだけではなく、大人も一緒に読んで、共に感情の旅をすることができる作品に仕上がっています。