神尾葉子初のエッセイ『花より漫画』が発売へ
少女漫画の金字塔と称される『花より男子』の作者、神尾葉子がついに初のエッセイを発表します。そのタイトルは『花より漫画』。2025年12月11日(木)にKADOKAWAから発売予定で、現在全国の書店やネットストアで予約が可能です。このエッセイは、神尾自身の約30年間にわたる漫画家としての道のりを振り返った特別な一冊となっているのです。
『花より男子』の裏話と創作の過程
『花より男子』は、1992年から2004年まで連載され、実に6100万部を超える発行部数を記録しました。この作品は、道明寺司や花沢類、西門総二郎、そしてヒロインの牧野つくしの物語を描いたもので、ドラマ化や映画化もされるなど、多くのメディアで展開されました。
神尾葉子は本作の誕生秘話、主要キャラクターたちへの想い、さらには漫画家として奮闘した日々の苦労や、編集者との忘れがたいエピソードを本書で展開します。読者はこれまで知らなかった創作の裏側に触れることができ、神尾の率直な言葉による描写に感動を覚えることでしょう。
日常と創作の繋がり
このエッセイでは、神尾の創作活動における日常の大切さについても触れられています。猫との暮らしや旅の思い出、大事な人々との交流など、日々の生活が彼女の作品にどのように影響を与えているのかが静かに語られています。人間味のあるエッセイを通じて、作品がどれだけ彼女の内面から生まれているのかを感じることができるでしょう。
特別収録の描き下ろし漫画
さらに、本書にはF4とつくし、そして神尾自らを交えた描き下ろし漫画も特別収録される予定です。このエピソードは、ファンにとって待望の内容となることでしょう。神尾ファンにとって、彼女の作品世界を再度楽しむ機会となります。
限定特典情報
『花より漫画』の購入者には嬉しい特典も用意されています。Amazonでの予約購入者には、特典として描き下ろしイラストデータが配布されるほか、アニメイトで購入した方には描き下ろし漫画カードがもらえるチャンスがあります。詳細については各サイトや店舗でご確認ください。
記念イベントも開催
また、エッセイの発売を記念して、2026年1月10日(土)には紀伊國屋書店新宿本店でサイン本お渡し会が実施されます。このイベントは、ファンにとって特別な思い出になること間違いありません。
今後の展開に期待
神尾葉子の初エッセイ『花より漫画』は、彼女の創作に対する情熱と同時にその背景にある日常を知るための貴重な一冊です。293ページにわたって詰め込まれた物語とともに、彼女の30年にわたる漫画家人生の全貌を今から楽しみにしているファンも多いことでしょう。新たな物語に触れる準備をしておきましょう。