株式会社大創産業は、2024年10月から瀬戸内海エリアの環境保全を目指す瀬戸内オリーブ基金に法人サポーターとして参加することを発表しました。これは、香川県豊島の自然環境を取り戻す取り組みの一環として行われ、地域に根ざした商品開発を通じて持続可能な社会を実現することを目的としています。
豊島は過去に有害産業廃棄物の投棄によって自然が破壊された歴史を持っており、この「豊島事件」に対抗するために市民が立ち上がった結果、美しい自然を徐々に取り戻すことに成功しています。特に、島の県木であるオリーブは、緑化活動の中心として重要な役割を果たしてきました。このような背景の下、大創産業は豊島のオリーブを使った新しいスキンケア製品を「Standard Products」ブランドから発売します。
新しい商品は「SETOUCHI OLIVE」というシリーズで、オリーブオイルを配合したフェイスマスク、リップクリーム、洗顔石けんの三種が登場します。これらの商品は、香川県豊島産のオリーブ果実油を使用しており、肌への優しさと保湿力にこだわって開発されています。特に、オリーブオイルは豊島の島民によって手摘みされたものが使われており、地域の雇用を生む良循環を促しています。
商品の詳細
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発売日: 2025年11月10日(月)以降順次
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価格: 3枚入り 300円(税込330円)、8枚入り 500円(税込550円)
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特徴: オリーブ果実油やレモン果汁を使用した無添加のフェイスマスク。保湿効果に優れ、鳥取県の天然水を使用しています。
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発売日: 2025年11月10日(月)以降順次
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価格: 300円(税込330円)
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特徴: 自然由来の成分で作られたリップクリーム。エモリエント効果もあり、唇の保湿をサポートします。
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発売日: 2025年12月上旬以降
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価格: 500円(税込550円)
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特徴: 植物由来の油脂100%を使用し、低温でじっくり熟成した洗顔石けんです。肌にやさしい無添加仕様。
大創産業はこれらの商品を通じて、豊島事件の風化を防ぎ、瀬戸内海の環境保全への関心を高めることを目指しています。また、売上の一部は瀬戸内オリーブ基金に寄付され、地域への貢献を重ねていく方針です。
この商品は、豊島の豊かな自然を取り戻すための一歩として、多くの人々に支持されることが期待されています。さらに、行動を通じて環境問題に取り組む姿勢は、今後の社会と環境の持続可能性に寄与するものといえるでしょう。
また、11月14日以降にオープンする店舗で、オリーブをイメージしたノベルティも配布され、オリーブ基金の活動への理解が深まることが期待されています。詳細は大創産業の公式サイトで確認できます。
これからの「Standard Products」に注目しつつ、地域支援と環境保護が同時に進むことの意義を感じてみてはいかがでしょうか。