新たなアニメ制作のスタイル「アニメDAO」が実現するファン参加型プロジェクト

2025年6月、株式会社Relicが革新的なアニメ制作方式である「アニメDAO」を導入し、NFTやブロックチェーン技術を活用したファン参加型のショートアニメ制作プロジェクトを始動します。このプロジェクトは、人気NFTコレクション「NEO TOKYO PUNKS」と連携し、2050年のネオ東京を舞台とした未来的な物語が展開されます。

アニメDAOとは？

「アニメDAO」は、ファンが直接アニメ制作に関与できる新たな仕組みです。従来の製作委員会方式とは異なり、ファンが支援者として参加し、制作方針に対する投票やセル画NFTの保有を通じて、作品に深く関わることができます。この仕組みは、透明性の高い資金運用やコミュニティ主導の意思決定を取り入れており、アニメ制作に対する信頼性と持続性を確保します。具体的には、ファンが直接的に意見を反映させることができる参加型のプロジェクトとなっており、クリエイターとファンの協力によって、作品が育まれていきます。

プロジェクトの進行とクラウドファンディングの開始

本プロジェクトは、2025年6月19日からクラウドファンディングとNFT販売が開始され、具体的な制作がスタートします。資金調達は、「NEO TOKYO PUNKS」のキャラクターを用いた作品制作のためにクラウドファンディングとセル画NFTの販売を通じて行われます。支援者は、プロジェクトの進行を見守りながら制作方針への投票行使や、完成後に得られる名シーンのNFTを保有することができる体験も提供されます。完成したアニメは、主に「MetaMe」での先行配信を経て、「dアニメストア」で独占配信される予定です。

メタバースとゲームの融合

このプロジェクトは、アニメ制作の枠を超え、メタバースやeスポーツとの連携も実現します。登場キャラクターやマシンは「GT6551」として実際にゲームプレイができる形で展開され、アニメ、メタバース、ゲームが相互に作用し合う新たなエンターテイメントの形が示されています。さまざまなコンテンツに直結した体験がファンに提供され、作品への興味を引き立てることでしょう。

主要パートナーとプロジェクトの特徴

本プロジェクトには、以下のような注目企業やプロジェクトがパートナーとして参加しています。

- NEO TOKYO PUNKS: NFTプロジェクトの公式サイトが設けられ、2050年のネオ東京を舞台にしたストーリーとキャラクターの個性が強調されています。
- NEO NFT PROJECT: モータースポーツとweb3技術を活用し、リアルとバーチャルを融合させた新しいエンタメ体験を提供します。
- SCARZ: プロeスポーツチームとして、実際の選手がアニメキャラクターとして登場します。
- GT6551: アニメ内で使用されるキャラクターやマシンが、NFT連携型のレースゲームに登場します。

最後に

「アニメDAO」は、ファンが新しいアニメ制作に参加できる革命的な試みとして、次世代のエンターテイメントを築いていくことでしょう。NFTやブロックチェーン技術を活用したファン参加型のプロジェクトがどのように展開されるか、今後の動向が楽しみです。皆さんもぜひプロジェクトに参加し、自分自身でアニメ制作の一端を担ってみてはいかがでしょうか。