新刊『プレゼン資料の図解化大全』とは
2025年2月19日、著者前田鎌利と堀口友恵の最新作『プレゼン資料の図解化大全』が出版されました。この本は累計40万部突破の『社内プレゼンの資料作成術』シリーズの続編で、特に図解化スキルに焦点を当てています。
プレゼンの新たなアプローチ
前田鎌利氏は、ソフトバンク在籍時に孫正義社長に直接プレゼンして成功を収めた経験を持つプレゼンのプロです。彼の指導を受けた多くのビジネスパーソンから、「プレゼンがイマイチ」、「GOサインをもらえない」との声が上がっていました。この問題の多くは、文字情報が多くなりすぎることに起因しています。
前田氏は、プレゼン資料は「見せるもの」であるべきだと強調し、ビジュアル要素を駆使してわかりやすく伝えるべきだと提唱しています。この理念は本書の根幹にもなっており、特に図解化スキルに力点を置いて構築されています。
図解化スキルの3ステップ
本書では、「図解化」のための3つのステップが詳細に解説されています。
1.
内容の分解・整理:何を伝えたいのかを徹底的に整理。
2.
本質を伝える図解のイメージ:視覚的に訴えるための図の構造を考ます。
3.
デザイン:スライドをわかりやすく飾ります。
この3つのプロセスを踏むことで、プレゼン資料はより魅力的で、説得力のあるものになり、視聴者の反応を引き出すことができるのです。
実践的な内容が盛りだくさん
本書には図表やBefore & Afterの例が多数掲載されており、視覚理解を助ける工夫が盛りだくさんです。著者陣は、プレゼンテーションの本質に迫るため、実務的な知識を惜しみなく提供しています。
目次
- - 第1章 プレゼン資料 図解化の「思考法」
- - 第2章 「図解の基本」をマスターする
- - 第3章 【図解ノウハウ①】「なるほど」を生み出す技術
- - 第4章 【図解ノウハウ②】パワースライドをつくる
- - 第5章 【Before & Afterで学ぶ】わかりやすい図解のつくり方
著者のプロフィール
前田鎌利
1973年生まれ。ソフトバンクアカデミア第一期生でプレゼンの第一位を獲得。独立後は2000社以上でプレゼン研修を展開。
堀口友恵
埼玉出身。多様な経験を経て、スライドデザイナーとして活躍。400件以上のプレゼン資料を手がけ、高い評価を得ている。
最後に
『プレゼン資料の図解化大全』は、ビジネスシーンでの成功を目指す全ての方におすすめの一冊です。著者たちの経験と実践的なノウハウを詰め込んだこの本で、プレゼン力を大幅に向上させることができるでしょう。
定価1980円(税込)で、書店やオンラインで購入可能です。興味がある方はぜひ手に取ってみてください。