君島聡の特別講義
2026-05-21 17:19:39

特別講義で学ぶギター音楽の深淵。君島聡が語る音のつくり方

クラシックギター製作家 君島聡の特別講義



2026年7月2日、大阪音楽大学において、クラシックギター製作の第一人者、君島聡氏を招いた特別講義『楽器構造論』が開催されます。この講義では、クラシックギターがどのように音を生み出すのか、具体的な素材や構造、そして音響理論を通して、立体的にその魅力を解き明かす貴重な機会となります。

音色の個性を決める素材の重要性



クラシックギターは使用する木材の多様性が、その音色の個性を決定づける重要な特徴を持っています。しかし、製作家から直接「音の源泉」について学ぶ機会は珍しいため、学生にとって非常に有意義な時間になります。君島氏は、祖父である河野賢氏から受け継いだ技術をもとに、伝統的な工法と革新的な技術を融合させたギター製作を行っており、その実績により多くの演奏家から信頼されています。

君島氏の製作するギターは、日本の木材を用いた新たな和材ブランドの立ち上げや、従来の技術に挑戦し続ける姿勢でも知られています。この特別講義では、音響理論と職人的感性がいかに結びつき、一本のギターがどのように完成していくのかを具体的に学ぶことができます。

講義内容と実演



講義では以下の3つのテーマが取り上げられます。
1. ギター製作工程のリアル
- 君島氏自身の経験を基に、ギターが完成するまでの工程を詳しく紹介。
2. 木材が決める“音の個性”
- 木材の種類や品質が音に与える影響を具体的に解説し、実際のギターによる音の違いを体感します。
3. 音作り理論
- 音響理論についての基本的な理解を深め、音楽の背後にある哲学を学びます。

また、講義の中では、君島氏による「君島氏のギター」と「桜井正毅氏のギター」の弾き比べも行われ、聴講する学生たちは直接比較しながら、音がどのように形づくられるのかを聞き取ることができる絶好の機会があります。

持続可能な音楽家教育



ギター・マンドリン専攻の大西洋二朗講師は、今回の特別講義について「日本のギター界の専門家から直接学べる貴重な経験は、学生にとって絶対に価値がある」と強調しています。また、音楽表現を深めるためには演奏技術だけでなく、「音が生まれる仕組み」を知ることが重要です。学生たちはこの講義を通じて、将来の楽器選びに役立つ知識を習得することができるでしょう。

大阪音楽大学について



大阪音楽大学は、2025年に創立110年を迎え関西唯一の音楽単科大学として、新たな時代の要求に応える教育を行っています。学生たちが音楽の様々な側面を学び、鋭い企画力と実践力を育む場として活動を続けており、毎年多くのイベントも開催しています。

特別講義は、ギター・マンドリン専攻生に向けて行われますが、学内における聴講は可能です。これは、未来の音楽家としての資質を直に体験し、学ぶ貴重なチャンスとなるでしょう。

興味がある方は、ぜひこの機会を逃さずご参加ください。音楽の深い世界に触れ、音楽表現の新たな扉を開くチャンスです。


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