冨永愛が江戸木版画の名匠と巡る魅惑の文化旅
毎週水曜日の夜10時から放送される「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」。9月3日のエピソードでは、今なお人々を魅了する「江戸木版画」の世界が紹介されます。この回では、継承され続ける美しい印刷技術と、日本の浮世絵文化における巨匠たちの作品について深く掘り下げます。
江戸木版画の魅力とは?
江戸木版画は、400年以上前から受け継がれてきた日本独自の印刷技術であり、葛飾北斎や歌川広重といった名画家たちの作品が多く存在しています。この技術は、絵師、彫師、摺師、版元の四者が協力して初めて成り立つ綜合芸術であり、その鮮やかな色彩や大胆な構図が特徴です。224年以上の歴史を背景に、西洋の名だたるアーティストにも影響を与え、「ジャポニズム」と呼ばれるブームを引き起こしました。
冨永愛は同番組の中で、江戸木版画を今に受け継ぎ、彼女自身がその技術を学ぶために「高橋工房」を訪れます。六代目の高橋由貴子さんに指導を受けながら、北斎の代表作「神奈川沖浪裏」を題材にしたオリジナルのうちわ作りに挑戦します。この経験を通して、冨永は伝統的な日本の技術の奥深さを体感します。
北斎漫画の世界へ誘う
さらに番組では、北斎が描く漫画やアニメの原点とも言われる「北斎漫画」についても焦点を当てます。北斎漫画のコレクションを世界一誇る「浦上蒼穹堂」の代表、浦上満さんを訪れ、この貴重なコレクションに触れていきます。浦上さんは、約1700冊の北斎漫画を所有し、その質と量は他に類を見ないものです。
彼との対話を通して、90年もの生涯で30000点以上の作品を残した北斎の多面性や、彼がどれほど自由奔放な画家であったかを探る旅へと続きます。さらに、浦上さんの協力のもと、「HOKUSAI−ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」の見どころも紹介。来る9月13日から11月30日まで、300点以上の北斎作品が展示予定です。
視聴者へのプレゼントとキャンペーン
また、視聴者に向けたプレゼントキャンペーンも実施されます。番組を観た方の中から抽選で5名様に、冨永愛が選んだ江戸風鈴が贈られるとのこと。応募には番組内で発表されるキーワードが必要です。
放送情報とSNSのフォローを
「冨永愛の伝統to未来」は、毎週水曜日、夜10時にBS日テレで放送されます。伝統文化を学び、次世代へ紡ぐべく、冨永愛が訪れるさまざまな場所での出会いや発見が見どころです。また番組の公式SNSでは、ロケ中の貴重なオフショットも公開中ですので、こちらもぜひチェックしてみてください!
このような魅力あふれる内容で、視聴者をお待ちしています。ぜひお見逃しなく!