KADOKAWAが新たに二次利用ガイドラインを発表!
株式会社KADOKAWAが2025年7月から放送する新作アニメ4タイトルに対する「二次利用ガイドライン」を公開しました。これにより、対象アニメのファンやクリエイターがYouTube上で切り抜き動画や解説、考察動画などを作成しやすくなります。この施策は、KADOKAWAがクリエイター支援を強化する一環として設けられました。
対象タイトル一覧
新たにガイドラインが適用されるアニメ作品は以下の4タイトルです。
- - 盾の勇者の成り上がり Season 4【公式サイト】(https://shieldhero-anime.jp/)
- - New PANTY & STOCKING with GARTERBELT【公式サイト】(https://newpsg.com/)
- - まったく最近の探偵ときたら【公式サイト】(https://mattan-anime.com/)
- - フードコートで、また明日。【公式サイト】(https://www.foodcourtjk-anime.com/)
これらのタイトルにおいては、ガイドラインに従うことで、YouTube上の動画に各話あたり最大4分(「New PANTY & STOCKING with GARTERBELT」は2分まで)までのアニメ本編映像を使用することができます。
収益化の可能性
さらに、YouTubeでの二次利用動画を収益化するためには、KADOKAWAの運営するYouTube MCN「CSP(クリエイターサポートプログラム)」を利用する必要があります。このプログラムに参加することで、動画収益の一部が製作委員会へ分配され、新しい収益を得ることが可能となります。
「CSP」は、YouTubeが提供するMCN機能とKADOKAWA独自の二次利用管理システムを駆使し、クリエイターや権利者にとって新しい収益やPRの機会を創出するサービスです。2022年3月に提供が開始され、現在は国内外のVTuberやストリーマーを含む多様なクリエイターに利用されています。現時点で600以上のYouTubeチャンネルが参加し、チャンネル登録者数は合計で6000万人にも上ります。
具体的なガイドラインについて
各アニメ作品に関しての具体的な二次利用ガイドラインは、以下のリンクから確認できます。
- - 盾の勇者の成り上がり Season 4: リンク
- - New PANTY & STOCKING with GARTERBELT: リンク
- - まったく最近の探偵ときたら: リンク
- - フードコートで、また明日。: リンク
今後の展望
KADOKAWAは、「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」というビジョンのもと、CSPを通じてアニメ作品やクリエイターのコンテンツの二次利用を促進し、創作の連鎖が生まれる環境を築いていきます。これからも多くのクリエイターがこの機会を活用し、さらなる創作を展開することが期待されます。
もしCSPに興味のあるクリエイターや権利者の方がいれば、気軽にお問合せください。
お問い合わせ先
- - 株式会社KADOKAWA「CSP(クリエイターサポートプログラム)」担当
- - E-mail: csp-info@ml.kadokawa.jp
- - X(Twitter): こちらから
各アニメの権利表記
- - ©AnekoYusagi_Seira Minami/KADOKAWA/Shield Hero S4 Project
- - ©TRIGGER・今石洋之/NPSG製作委員会
- - ©2024 五十嵐正邦/KADOKAWA/まったく最近の製作委員会ときたら
- - ©2024 成家慎⼀郎/KADOKAWA/フードコートで、また明⽇。製作委員会
KADOKAWAは、アニメ界の未来を支える重要な一歩を踏み出しました。これからの展開が非常に楽しみです。