芥川賞作家・松永K三蔵が登る槍ヶ岳
登山雑誌『山と溪谷』2026年1月号が、2025年12月15日に発売されます。この最新号の特集テーマは「美しき日本百名山」。日本の自然の美しさや登山の魅力を伝えるこの特集には、文学と登山の意外なつながりが際立っています。
日本百名山と槍ヶ岳の魅力
深田久弥が1964年に選定した日本百名山は、多くの登山者にとっての目標となり、その存在は登山者同士のコミュニケーションツールとしても重要な役割を果たしています。特に北アルプスの槍ヶ岳は、その美しい形状から全ての登山者の憧れの存在とも言えます。実際に多くの人々がその頂に立つことを夢見ています。
しかし、槍ヶ岳にはもう一つの物語があります。それは、かの談話室で知られる文豪・芥川龍之介が若かりし頃に登頂したことです。写真から想像するに、彼の文学的な印象とは裏腹に、実は彼は3000mを超える高峰に登った経験があるのです。彼が残した『槍ヶ岳に登った記』は、文学作品の中にも息づく自然への愛情を示す貴重な記録となっています。
松永K三蔵の特別紀行
『山と溪谷』1月号では、芥川賞を受賞した松永K三蔵による特別寄稿も掲載されています。彼は2025年の夏に仲間たちと槍ヶ岳に挑戦し、その様子を生き生きとした写真と共に紹介します。その登山の様子や槍ヶ岳の厳しさ、さらには芥川龍之介への思いを寄せたメッセージも記されており、文学と登山の交差点に立つ一冊となっています。
商品情報
この特別号の発行はもとより、付録も魅力的です。
- - 書名: 山と溪谷 2026年1月号
- - 発売日: 2025年12月15日
- - 定価: 1,650円(税別1,500円)
- - 仕様: A4変形判、194ページ
- - 別冊付録1: 日本百名山地図帳2026
- - 別冊付録2: 山の便利帳2026
興味のある方は、
こちらから購入できます。
山と溪谷社について
山と溪谷社は1930年に設立され、登山や自然をテーマにした専門性豊かな出版物とコンテンツを提供しています。今後も地域の活性化に向けたプロジェクトを進め、登山愛好家たちの期待に応えていくことでしょう。
この特別号を通じて、槍ヶ岳の魅力やそれに繋がる文学の世界をお楽しみください。