自由な発想で楽しめる！フランス発の新絵本「ともだちひみつ大図鑑」12月発売

絵本「さがしてみつけてともだちひみつ大図鑑」の魅力

この冬、12月3日に登場する新しい絵本「さがしてみつけてともだちひみつ大図鑑」は、フランスからの素敵な贈り物です。著者のクロチルド・ペランさんによるこの作品は、ユニークで多様な38人の子どもたちとその個性的なキャラクターを通じて、読者に自由な遊び心を促します。

本書の表紙を開くと、思わず目を引くのは作者が描いた「わたし」というキャラクター。彼女は旅をしながら、様々な子どもたちとの出会いを語りかけます。ページをめくると、サンサンおひさまさんや、飛んで跳ねるバネバネさん、さらにはヒュヒュッとうめいさんなど、個性あふれるキャラクターたちが次々に登場します。

個性的なキャラクターたち

この38人の子どもたちは、それぞれが持つ特異なエネルギーで、読者の心をつかみます。彼らはただのキャラクターではなく、読み手との対話を通じて自分のことをしっかりと話してくれます。

「友だちになりたい子は誰だろう？」や「自分がどんな子になりたいか？」といった問いかけは、子どもたちの想像力を刺激し、彼らの思考を豊かにします。

自分だけの「ともだち大図鑑」を作ろう

この本には、ただ見るだけではなく、読むことで得る体験が盛りだくさん。また、読者自身がオリジナルの「ともだち」を想像して、絵や文章で表現する楽しみも提供されています。

例えば、子どもたちはお気に入りのキャラクターたちからインスピレーションを受け、自分だけの「ともだち大図鑑」を作っていくことができるのです。このような活動は、想像力を養い、友だちとの関係を考える良い機会にもなります。

専門家からの推薦

この絵本は、絵本専門家や医療のプロからも多くの評価を受けています。自然や感情をテーマにしたキャラクターたちが、子どもたちの心に寄り添う内容になっているとコメントされています。

「自由な感性や発想を大切にした作品であり、子どもたちの成長に必要な要素を考えさせられる」との感想も寄せられています。

作者プロフィール

クロチルド・ペランさんは、フランスの絵本作家であり、アーティストでもあります。視覚伝達デザインを学び、数多くの書籍や挿絵を手がけてきました。また、数々の文学賞にもノミネートされています。本書もイギリスの子どもの本賞2026年のロングリストに名を連ねました。

翻訳者のひがきゆみさんは、比較文学やフランス語の翻訳を行っており、様々な名作の翻訳に携わっています。

絵本を通じて子どもたちに自由な発想を促す「さがしてみつけてともだちひみつ大図鑑」。12月3日の発売を楽しみに待ちましょう。