京都精華大学とZEN大学、学術交流協定を締結
2023年10月、京都精華大学の国際マンガ研究センター(IMRC)とZEN大学のコンテンツ産業史アーカイブ研究センター(HARC)が、包括的な学術交流に関する協定を結びました。この協定により、マンガ、アニメ、ゲームなどの多様なコンテンツに関する研究やアーカイブ活動がさらに促進されることが期待されています。
文化資源の保存と継承
両大学は、日本のマンガやコンテンツ産業における貴重な文化資源の保存と次世代への継承が重要な課題であると認識しています。特に、サブカルチャーとしてのマンガ文化は、世界的に注目されており、その歴史的資料や証言を次世代に伝えることは、文化の豊かさを保つために不可欠です。
本協定では、情報の交換や共同研究、研究者同士の交流を通じ、両機関の強みを発揮した新たな協力体制の構築を目指します。IMRCは「モノ(作品・資料)」のアーカイブに特化しており、HARCは「ヒト(証言・オーラル・ヒストリー)」の記録に力を入れています。この二つのアプローチが組み合わさることで、マンガ研究のさらなる発展が見込まれます。
開催予定の講演とパネルディスカッション
協定締結を祝うイベントとして、2026年7月25日(土)に京都国際マンガミュージアムで講演とパネルディスカッションが行われます。基調講演では、IMRCの佐々木美緒センター長とHARCの細井浩一所長がそれぞれのアプローチから、マンガ文化の保存・活用の重要性について語ります。また、マンガ界の著名人であるすがやみつる氏をはじめとするパネルディスカッションでは、参加者がマンガの未来について意見を交わす貴重な機会となるでしょう。
参加情報
このイベントは無料で参加できますが、入場には京都国際マンガミュージアムへの入館料が必要です。また、大学生は学生証を提示することで入館料金が免除される特典もあります。定員は100名で、事前予約が必要です。
京都精華大学の取り組み
京都精華大学は、表現を通じて人材を育成することを使命としており、人文学部やマンガ学部など多様な学部を有しています。IMRCはマンガ研究のリーダーとしての役割を果たしており、国内外の研究者との連携を通じて、より豊かなマンガ文化の普及を目指しています。
ZEN大学の役割
ZEN大学は、コンテンツ産業の歴史を重視した学問の場を提供しており、アーカイブセンターを通じた研究は新たな知見の発見事例を生み出しています。文化資源を記録し、保存することを首に掲げた同大学の取り組みは、今後の研究に大きな影響を与えるでしょう。
この協定結びが新たな文化資源の発展に拍車をかけることが期待され、次世代の文化を守り育てるための重要なステップとなります。