フェラーリ専門誌『スクーデリア 147号』が2025年3月31日発売
カルチュア・エンタテインメント株式会社 ネコパブ事業部から、フェラーリ専門誌『スクーデリア』の147号が2025年3月31日(月)にリリースされます。この号は、創刊から30周年を迎える特別なエディションであり、フェラーリオーナーや愛好家にとって特に見逃せない内容となっています。今号では、表紙と特集が刷新され、より魅力的なデザインと情報が詰め込まれています。特に、ウェブと連動したフェラーリ・カルチャー・メディアとしてのリニューアルも注目です。
特集インタビュー:前澤友作氏
147号の大きな目玉は、実業家の前澤友作氏によるインタビュー「僕がフェラーリでレースに出る理由」で、全11ページにわたって掲載されています。昨年、彼はフェラーリ・チャレンジ・ジャパンシリーズにドライバーとして参戦し、488チャレンジEVOでの競技経験を活かしてきました。その結果、初戦ではクラス3位、続くレースではクラス優勝を果たしました。
今シーズンからは296GT3と共にSROジャパンカップへ本格参戦を発表しており、前澤氏はその挑戦の背景やフェラーリにかける情熱を余すことなく語っています。彼にとって、レースは単なる趣味ではなく、ビジネスとどのように結びついているのか、経営者としての視点からも深掘りした内容に仕上がっています。
マイアミのクラシックフェラーリ祭典
さらに、最新号では「第34回 パームビーチ・カヴァリーノ・クラシック」についても詳しくレポートが掲載されています。この年に行われたイベントには、2000名を超えるフェラーリエンスージアストが集まり、308GTBの誕生50周年やF50の誕生30周年を祝う内容となっています。特にアワード受賞車の掲載は必見です。
サンモリッツでの氷上イベント「THE ICE」
また、スイスのサンモリッツで開催された氷上のクラシックカーイベント「THE ICE」も取り上げています。このイベントでは、数億円で取引される貴重なフェラーリが登場し、美しい映像と共にその迫力を伝えています。
最新型12チリンドリスパイダーの試乗レポート
そして、フェラーリ伝統のV12エンジンを搭載したオープントップモデル、12チリンドリスパイダーの試乗も行い、近未来的なデザインを実現した最新型の魅力を11ページにわたって詳しく紹介しています。このモデルは、1950年代から60年代のグランツーリスモをインスパイアされたもので、その革新的なデザインはファンを魅了すること間違いありません。
ピニンファリーナと初の4ドアフェラーリ
特集として、ピニンファリーナ社の誕生95周年を祝う内容も含まれており、25年前に作り上げられたコンセプトカー「ピニン」についてのインタビューも収録されています。デザイナーのディエゴ・オッティナ氏に当時のデザインプロセスを伺い、レストアプロジェクトについても触れています。
DinoとBBによる特別試乗会
他にも、スーパーカー世代にとって憧れのDino 206GT、246GT、そして365GT4/BB、512BBiを体験する記事もあり、アルミボディの206GTと量産型246GTの違いが比較されて紹介されています。
F1シーンの盛り上がり
さらには、ハミルトンの参加で注目が集まるF1シーンについての解説も行われ、「2025 Formula 1」の動向や関連イベントについて詳しく紹介されています。
一部の記事は、スクーデリアのウェブサイトでも読むことができ、デジタルバックナンバーとしてもアクセス可能です。
この「スクーデリア 147号」は、定価3,650円(税込)、116ページのボリュームで提供され、フェラーリの魅力とその文化を余すことなく伝える一冊となっています。フェラーリファンの方はもちろん、自動車文化に興味のある方にとっても欠かせない内容です。