会議の質を高める「クリエイティブファシリテーション」の極意

新刊『クリエイティブファシリテーション』が11月28日に登場！

株式会社日本能率協会マネジメントセンター（JMAM）から、著者AKI（野口正明）による新書『クリエイティブファシリテーション「厄介な問題」をズバッと解決する会議のコツ28』が2025年11月28日に発売される。この書籍は、複雑で解決が難しい現代の問題に対し、会議の質を劇的に向上させるための手法を示している。

本書の内容について

現代のビジネスシーンでは、会議が頻繁に行われているものの、実際には多くが無駄に時間を浪費している。特に「厄介な問題」と呼ばれる、明確な正解が存在しない課題に直面した時、ほとんどの会議は本質を見失い、表面的な議論に終始してしまう。その結果、参加者は「わからなさ」に圧倒され、創造性を発揮できずにいるのが実情だ。

AKIは本書において、会議の「質」が最も重要であると提唱。この「質」を高めるためには、会議そのものの設計を見直す必要があると述べている。具体的には、熟練したファシリテーターに必要なスキルやセンスを28の「パターン」としてまとめ、それを参照しながら会議を進行する方法を解説している。

会議の質を変える「クリエイティブファシリテーション」

本書の最大の特徴は「クリエイティブファシリテーション」という手法だ。このアプローチでは、厄介な問題を「わからなさ」として捉え、単に排除するのではなく、むしろそこから新たな価値を創造することを目指す。特に以下のような技法が紹介されている。

- 参加者の内なる声を引き出す: 会議の中で、参加者が言葉にしない本当の想いや葛藤をどう理解するか。
- 状況把握のスキルを向上させる: その瞬間に求められる核心的な問いを見極め、新たな意味の兆しをどう捉えるか。

このように、本書では参加者にいかにして「わからなさ」を享受しながら、創造的な対話を促すかに焦点を当てている。

書籍の概要と著者のプロフィール

書籍の詳細は以下の通りだ。

- タイトル: クリエイティブファシリテーション「厄介な問題」をズバッと解決する会議のコツ28
- 著者: AKI（野口正明）
- 発行日: 2025年11月28日（金）
- 価格: 2,200円（税込）
- 出版社: 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
- ページ数: 248ページ
- ISBN: 9784800593849

著者プロフィール

AKI（野口正明）は、クリエイティブファシリテーターチーム「とんがりチーム®」を主宰するひとり起業家。日本と米国の大手企業での人事経験を経て、2006年からは組織開発コンサルタントとして活動を開始。地域コミュニティの構築にも積極的に取り組んでおり、大学での教授活動も行っている。特に「厄介な問題」を解決するための対話の重要性を伝えることに情熱を注いでいる。

本書から得られる知識を活用することで、参加者が活発に意見を交わし、真の意味で価値ある会議を実現するための手助けになるだろう。

ぜひ、11月28日の発売に合わせて、手に取ってその知恵を学んでみてはいかがだろうか。さまざまな問題に直面するビジネスパーソンにとって、会議の質を高めるための必読書とも言える一冊である。