手帳研究家・てらたま、初著書『感情が整う 気持ち手帳』を刊行
手帳研究家®︎として知られるてらたま(寺田真弓)が、精神科医の名越康文氏の監修を受け、2025年10月22日に初の著書『感情が整う 気持ち手帳』(フォレスト出版)を出版しました。この書籍は、現代の忙しい女性たちが抱える感情的な負担を軽減するためのメッセージが詰まった作品です。
著者は、特に「お母さん」の感情ケアの重要性を強調しています。多くの女性たちは、「ちゃんとしなければならない」というプレッシャーにより、自分の気持ちを後回しにしがちです。この傾向が引き起こす孤独感や自己否定感は、家庭の中心である「お母さん」に深く影響しています。著者は、子どもたちの健全な育成や家庭の幸福度向上のためには、「お母さんが自分を大切にする社会」が必要だと強く信じています。
クラウドファンディングに挑戦中
『感情が整う 気持ち手帳』の出版を機に、著者はこのメンタルケアの重要性を広めるクラウドファンディングを開始しました。プロジェクトが公開されてからわずか12時間で、初期目標の100万円を達成しました。現在は、全国の教育機関や図書館、子育て支援センターに向けた書籍寄贈のため、ネクストゴール200万円を目指しています。
なぜ「お母さんの感情ケア」が必要か
近年、女性たちは仕事や育児に奔走している中で、多大なプレッシャーを抱えることが珍しくありません。この重圧の中で、自分の感情をないがしろにすることが多く、特に「お母さん」は孤独や自己否定感に悩むことが多いのです。かつて教員であった著者はこうした状況を目の当たりにし、「自分を責めないお母さんが安心して過ごせる社会」を実現することが社会全体の幸福に不可欠だと考えています。
1日30秒で「ご機嫌」を作る手帳法
著者が提唱する方法は至ってシンプルです。「1日30秒、手帳に気持ちを書き出す」ことにより、感情を正直に見つめ直します。この手法は、精神科医・名越康文氏の監修に基づいており、心理学的根拠があります。手帳に書くことでネガティブな感情を否定せず、自己受容を促進します。
著者が定義する「ご機嫌」は、常に笑顔でいることではありません。「怒りや不安を感じても、それに飲み込まれず、自分のペースで穏やかに生きられている状態」を指します。この概念を、著書を通じて広めていくことを目指しています。
自身の経験から生まれた手帳メソッド
著者もかつては、仕事と育児の重圧から心身のバランスを崩しそうになったことがあります。「誰かのために」と頑張る中で、自身の心がすり減っていく体験が、手帳に本音を吐き出すことの効果を見出す原点となりました。著者は「同じように一人で苦しむお母さんたちに、手帳の力を届けたい」という強い思いからこのプロジェクトをスタートしました。
プロジェクトの進捗
2025年11月8日に開始したクラウドファンディングプロジェクトは、SNS界隈で大きな反響を呼び、開始から12時間で100万円の成果を上げました。その後は250万円を目指し、継続的に支援の輪を拡大しています。このプロジェクトを通じて、より多くの人々に「感情ケア」の重要性を伝え、親から子へと優しさの連鎖を促進していこうとしています。
まとめ
手帳研究家・てらたまの『感情が整う 気持ち手帳』は、感情ケアというテーマで新たな視点を提供してくれる著作です。これからの社会には、自己を大切にすることがますます重要になっていくでしょう。今後も、著者の活動やこのプロジェクトから目が離せません。各種お問い合わせや書籍の寄贈についての情報は、公式サイトを通じて確認できます。