絵本の新たな魅力が詰まった『大ピンチずかん3』が、2025年4月10日に小学館から発売される。このシリーズは、子どもたちが直面しがちな「大ピンチ」を軽やかなユーモアで描くもので、著者の鈴木のりたけさんが手掛けている。これまでに、シリーズは13冠を獲得し、累計230万部を超える大ヒットとなっている。
今回の作品では、「うっかりメーター」という新しい要素が追加されており、より多様な「大ピンチ」を楽しむことができる。このメーターは、ピンチの度合いを示し、子どもたちが自分の経験と照らし合わせて読むことができる工夫が盛り込まれている。また、「学校の大ピンチ」や「むしの大ピンチ」といった新たな視点から描かれた内容も収録され、子どもたちにとって身近なお話が展開される。
鈴木さんは「こんなに早く3冊目を作ることになるなんて思ってもみませんでした。掘れば掘るほど新しいピンチが見つかります」と語り、さらなる内容充実を約束している。
さらに、今年の4月からはCMも放送され、こちらではサバンナの高橋茂雄さんが「大ピンチずかん」の魅力を歌にして届ける。高橋さんは「みいつけた!」のコッシー役や『映画ドラえもん』などの声優としても知られ、子どもたちに非常に人気がある芸人だ。CMでは、高橋さん自身の「うっかり」エピソードを交えつつ楽しさが伝わる内容に仕上がっている。彼は生配信中にうっかり5時間寝てしまったというエピソードも披露しており、共感を呼びそうだ。
また、2025年7月30日からは、鈴木のりたけ氏の体験型展覧会「大ピンチ展!」が横浜を皮切りに開催される。この展示では、鈴木さんの作品からインスパイアされた様々な体験ができる企画が予定されており、ファンにとっては見逃せないイベントとなるだろう。
本書は定価1,650円(税込)で、48ページのフルカラー印刷。ぜひ親子で楽しんでいただきたい一冊だ。発売を記念した特設サイトも設けられているので、詳細を確認してぜひ足を運んでほしい。書籍詳細は以下のリンクから確認可能。
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まとめ
この『大ピンチずかん3』は、鈴木のりたけさんの描くユーモアたっぷりの世界を楽しむ素晴らしい機会だ。サバンナ・高橋茂雄さんと一緒に歌いながら、子どもたちが大ピンチにどう立ち向かうのか、その過程を楽しく学ぶことができるだろう。親子でのコミュニケーションの増加にも繋がる一冊。待望の発売日を心待ちにしたい。