塙宣之が贈るお笑いの真髄『笑辞苑』
2023年11月19日、芸人・塙宣之(ナイツ)による新著『笑辞苑』がついに発売されます。この本は、漫才の技術や芸人として生きるための知識を深く掘り下げた一冊です。令和ロマンのくるま氏も推薦しているほどの内容で、お笑いに興味がある方は必見です。
50を超えるテーマを網羅
『笑辞苑』では、様々なお笑いに関するテーマが取り上げられています。「構成」や「天丼と伏線回収」、「時事ネタ」といった技術的な側面はもちろん、「事務所」、「解散」、「同期」など、芸人として避けては通れない条件についても詳しく語られています。また、審査やネタ番組、男女コンビ、さらには毒舌や漫才じゃない論争といった、お笑いを語る上で欠かせないトピックにまで言及しています。塙宣之氏は約5年にわたり雑誌「EX大衆」で連載していた内容をまとめ、50を超える単語を駆使しながらお笑いのエッセンスを詰め込みました。
お笑いを考えることの重要性
本書の「はじめに」では、塙宣之氏自身の思いが綴られています。「頭の中を占めているのは『お笑い』なんです。」と語る彼は、お笑いについて考え続けることが芸人であることの証であると強調しています。この言葉からも、塙氏がどれほどお笑いを愛し、真摯に向き合っているかが伝わります。また、M-1グランプリの決勝が近づく中で、芸人の心構えや技術について学ぶことができる本書は、まさに必携の一冊でしょう。
書籍情報と発売記念イベント
『笑辞苑』は、280ページの内容で発行元は双葉社、価格は税込1,925円です。ISBNコードは9784575320178となっています。さらに、本の発売を記念して12月2日には都内でミニトーク&サイン会も開催される予定です。このイベントには、塙宣之氏のミニトークに加え、ナイツの独演会のMCを務める中津川弦氏が登場します。
イベント詳細
- - 日時:12月2日(金) 開場17:45 / 開演18:00
- - 会場:芳林堂書店高田馬場店 8Fホール
- - 住所:東京都新宿区高田馬場1-26-5 FIビル
- - 参加方法:書籍付きのチケットを購入する必要があります。詳細はこちらから確認できます。
塙宣之の今後に期待
塙宣之氏は、1978年に千葉県で生まれ、2001年より漫才コンビ「ナイツ」として活動を開始しました。彼は現在、一般社団法人漫才協会の会長を務め、2018年からは『M-1グランプリ』の審査員としても知られています。彼の考えや経験を詰め込んだ『笑辞苑』は、これからのお笑い界に新たな風を吹き込むとともに、多くのファンに愛される作品になることでしょう。あなたもぜひ、この機会を逃さず、塙宣之氏の思いが詰まった『笑辞苑』を手に取ってみてください。