アニメ業界の新たな風を呼び込む起業家育成プログラム
東京都の支援を受け、株式会社ABCアニメーションが提供する「現代版トキワ荘」の起業家育成プログラムが始まります。このプログラムでは、アニメや漫画領域で新しいビジネスモデルを追求するクリエイターを対象に、約1年間の支援を行います。この取り組みを通じて、デジタル技術を活用したオリジナルIPの創出とそのグローバル展開を目指します。
プログラムの背景
今回立ち上げられるプログラムは、アニメや漫画の業界を盛り上げ、次世代のクリエイターを育てることを目的としています。特に注目されるのは、東京都内で活動する法人や個人事業主を対象とし、起業を目指す方々を手厚く支援するという点です。これにより、アニメや漫画のクリエイターたちが新たなビジネスを展開し、世界に羽ばたく新しい作品を生み出すきっかけとなることを期待しています。
募集要項
応募資格
東京都内でアニメまたは漫画関連事業を行う法人(設立から10年以内)・個人事業主。または、東京都内で起業を検討している方も対象です。
募集期間
プログラムの応募受付は、令和7年8月22日から同年9月21日までとなっています。興味のある方は、ぜひ公式サイトからご応募ください。
応募方法
応募に関する詳細は、公式サイト(
TCIC公式サイト)に掲載されています。提出書類や必要な手続きについても、公式サイトを確認してください。
プログラムの内容
約1年間にわたり、次のようなサポートを行います。
- - 専任支援員によるデジタル制作スキルの指導
- - 経営や資金調達のノウハウ提供
- - 販路開拓や協業先・投資家とのネットワーキング支援
講座
プログラムは、令和7年10月から令和8年3月まで、全7回の講座が行われます。内容には、AIやモーションキャプチャーなどのデジタル技術を活用した制作についての講義が含まれます。
課題制作発表会
令和8年3月には、事務局から提示された共通テーマに基づく制作発表会が開かれ、業界関係者も招待し、制作したコンテンツの発表を行います。
プロトタイプ制作
プログラムは令和8年4月から9月の間に、各自オリジナルIPをテーマにしたプロトタイプ作品の制作も支援します。同時に事業化プランも策定する流れとなっています。
プロトタイプ発表会
令和8年9月に行われるプロトタイプ発表会では、協業先や投資家などを招待し、制作した作品とその事業化計画を発表します。
まとめ
今回の起業家育成プログラムは、アニメや漫画のクリエイターにとって大きなチャンスです。新たなビジネスモデルの創出とそれを実現するためのサポートが整っています。応募を希望される方は、ぜひ応募期間内に公式サイトから手続きを行い、自らの夢を実現させる第一歩を踏み出してください。