次世代の学生起業家たちが挑戦した学生ピッチ甲子園2025関東予選開催レポート

学生ピッチ甲子園2025関東予選の熱気

2025年5月10日、東京ビッグサイトにて「学生ピッチ甲子園2025 関東予選＆パネルトーク」が盛況裏に開催されました。このイベントは、全国から集まった若き起業家たちが自身のビジネスアイデアやプロジェクトを発表する貴重な機会となります。

大会の概要

「学生ピッチ甲子園」は、日本最大級の学生向けビジネスコンテストであり、全国5エリアで地方予選が行われます。今年の全国大会は「IVS 2025」にて実施予定で、グランプリ受賞者にはなんと事業資金として1,000万円が授与されます。さらに、シンガポールやタイ、台湾などでの国際大会も控えており、学生たちはグローバルな舞台でも挑戦できるチャンスが増えています。

グランプリ受賞者

この日のハイライトは、慶應義塾大学の髙橋史好さんが手がけたプロジェクト「TOKYO LOLIPOP」です。これは、インバウンド向けの新しいだるま体験を提供するユニークなアイデアです。髙橋さんのプレゼンテーションは、多くの参加者の心をつかみ、審査員からも高評価を得ました。

準グランプリ受賞者

続いて、武蔵野大学の坂上大斗さんのプロジェクト「Harenohi」が準グランプリに選ばれました。このサービスは、人気店の行列をスキップできるファストパスを提供するもので、店舗や興行向けの画期的なアイデアです。坂上さんもまた、営業の革新を目指す情熱を語りました。

パネルトークの実施

イベントでは、特別企画として株式会社Luupの岡井大輝氏をゲストに迎え、「新たな交通インフラをつくる、Luupのイノベーション」と題したパネルトークも行われました。学生たちは新しい視点を学び、現場でのアイデアに刺激を受けた様子が見受けられました。

応援と感謝の気持ち

主催者であるYUME PROは、こうしたイベントを通じて夢を持つ学生たちに多くの機会を提供することに努めています。この日は、多くの参加者が名刺交換をし、交流を深める姿も見られました。来場者からは感謝の声が寄せられ、特に学生たちにとって実り多い時間となったことが強調されました。

今後の学生ピッチ甲子園2025

「学生ピッチ甲子園2025」では、引き続きパートナーシップを募集しており、学生と共に未来を創造していく企業や団体に参加を呼びかけています。この大会は、学生たちの企画をサポートし、未来のイノベーターを育成する場となるでしょう。

次回の全国大会は、2025年7月2日にロームシアター京都で予定されています。今後の展開に、ぜひご注目ください。