HYが結成25周年を祝して特別な三線を世界初披露！

HYが送る特別な三線のプロジェクト

音楽グループHYが25周年を迎えたことを記念し、特別な三線の製作プロジェクトが進行中です。このプロジェクトは、環境問題を見つめ直す新たな試みとして注目されています。特に、白化サンゴを使った三線には、様々なアーティストや職人が参加し、その背景には深いメッセージが込められています。

プロジェクトの背景

「和の響き」という名前のプロジェクトは、伝統的な日本文化を現代に向けて再考し、新たな価値を創造しようというもので、京都を拠点に行われています。このプロジェクトでは、白化サンゴの使用を通じて、環境問題や文化の意識を高めることを目的としています。HYは、この活動を通じて自らの音楽に新たな深みを加えています。

初披露イベント

2025年3月14日から16日に開催される「HY SKY Fes 2025 & 前夜祭」では、特別に制作された三線が初めてお披露目されました。この三線は、地元の漆芸職人や沖縄の三線職人と京都女子大生の手によって、白化サンゴを用い、一つ一つに思いが込められています。HYのメンバーも、この特製三線を演奏し、プロジェクトのテーマソング「そこにあるべきでないもの」を披露しました。

環境と文化のメッセージ

プロジェクトに参加した京都女子大学の前崎信也教授は、「今回の三線は本来、存在してはいけないものであって、この実物を見ることで、環境への問題意識を持ってもらえれば」と語りました。この言葉を引き継ぐHYのメンバー、名嘉俊は「一見ネガティブなテーマに感じるかもしれませんが、この三線があることで色々な問題を意識してもらうことが大切です」と語り、製作に関わった全てのスタッフに感謝の意を示しました。