横浜市招待国際ピアノ演奏会が大ホールに帰ってくる!
横浜みなとみらいホールで1982年から続く『横浜市招待国際ピアノ演奏会』が、今年は9年ぶりに大ホールで開催されます。これまでに数多くの世界的なピアニストを輩出してきたこの歴史あるイベントが、特に注目される理由についてご紹介します。
注目のピアニストたち
今年の演奏会には4人の若き才能が登場します。タイから来るサン・ジッタカーン、待望の初来日を果たすフランスのジャン=ポール・ガスパリアン、ドイツからはヨナス・アウミラー、そして日本/フランスの田所光之マルセルがそれぞれに個性豊かな演奏を披露します。
- - サン・ジッタカーン:2018年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第3位に輝き、シューマンの曲に挑戦します。
- - ジャン=ポール・ガスパリアン:2014年のヨーロッパ・ピアノ・コンクール・ブレーメンで優勝し、ドビュッシーやババジャニアンの音楽に挑戦。
- - ヨナス・アウミラー:浜松国際ピアノ・コンクールで第2位にランクインし、ショパンの名曲を演奏します。
- - 田所光之マルセル:2021年にモントリオール国際音楽コンクールのファイナリストとして知られており、リストの超絶技巧練習曲集に挑戦します。
それぞれのピアニストが持つ独自の技術と表現力に、観客は夢中になることでしょう。
大ホールへの復帰
このイベントが9年ぶりに大ホールで行われる理由は、より多くの人々に音楽の美しさを伝えたいという願いからです。収容人数は2000席にも及び、音響の良さでも好評を得ているこのホールで、演奏者たちの音楽がどのように響くのか、期待が高まります。演奏会は2025年11月16日(日)に行われます。
幅広い関連イベント
演奏会に加えて、今年のフェスティバルでは複数の関連イベントも開催されます。特に注目すべきは子どもたちとの交流会で、ピアニストと直接触れ合うことができる貴重な機会です。また、科学的アプローチでピアノの学びを探る特別レクチャーも予定されています。
プレイベント
2025年11月13日(木)には、クイーンズスクエア横浜でプレイベントが行われ、出演者たちの魅力を先行して紹介します。
子供達との交流会
11月15日(土)には演奏会出演のピアニストと直接対話できるイベントがあり、未来の音楽家たちにとって貴重な体験となることでしょう。
特別レクチャー
11月16日(日)にはピアノの学びに関する科学的なアプローチが語られる特別レクチャーもあります。
イベントの詳細
このイベントに参加することで、様々なピアノの魅力を体感できる絶好のチャンスです。詳細な日程と参加方法については、横浜みなとみらいホールの公式ウェブサイトを確認してください。
若きピアニストたちが織りなす音楽の饗宴を、ぜひお見逃しなく!