新たなデザインの波が、お茶の間にやってくる!
2025年2月14日、株式会社誠文堂新光社から待望の新刊『デザインノート Premium 前田高志の全仕事 デザインの攻略本』が発行されます。この本の中心的なテーマは、アートディレクターでありNASUの代表を務める前田高志氏のデザインに対する独自のアプローチです。
前田高志のデザイン哲学
前田は、「お茶の間にデザインを」というモットーを掲げ、デザインを特別なものではなく、日常生活に溶け込む存在として広めています。彼は、デザインを通じて誰もが楽しめる要素を届けたいと考えており、クライアントワークやオンラインコミュニティ「マエデ」を通じてその理念を実践しています。このコミュニティは、メンバー同士での創作活動を促進し、多様なプロダクトを生み出す場となっています。
本書では、前田氏の最近の制作物やデザインに対する考え方、そして「マエデ」における活動が詳しく紹介されています。彼のデザインは、ただ美しいだけではなく、実用性や感動も兼ね備えています。
本書の内容について
『デザインノート Premium』では、前田高志の作品がただ列挙されるだけでなく、彼のデザインの原則や手法が解説されています。たとえば、「CHEERPHONE」や「BreakingDown」、そして「街録ch」などの著名なプロジェクトが取り上げられ、どのようにしてブランドビジュアルが構築されてきたかが語られます。また、前田自身のデザインルールや使っているツールについても触れられています。
さらに、特別対談として、デザイン教育についての意見交換も行われています。前田氏は、中学生頃からデザイン教育を受けることの重要性を説き、現代のデザイン教育に対する期待を語ります。
コミュニティ活動と特別なプロダクト
「マエデ」では、メンバーと共に制作したゲームやダウンロードサイトも紹介されています。たとえば、デザインの必殺技カードゲーム『Desig-win』や粗ドットダウンロードサイト『DOTOWN』など、実践的なクリエイティブの場が提供されています。彼のコミュニティ活動は、個々のクリエイターが自由な発想で作品を制作できる環境を作り出しています。
前田高志の想い
前田氏はこの特集号の発売について、「ほんとうにめっちゃ嬉しい!それに尽きる!」とコメントし、自身のキャリアの中で憧れていた雑誌に名を連ねられたことへの喜びを表現しました。彼は、今後も多くの人々にデザインの魅力を届け、感動を与える仕事を続けていくつもりです。
イベント情報
さらに、刊行記念として2025年2月14日18:30から『デザインノート Premium 前田高志の全仕事 デザインの攻略本』のトークイベントが開催されます。会場は文喫 六本木で、デザインの新しい働き方についても議論される予定です。このイベントでは、前田氏の作品や思考がさらに掘り下げられ、デザインの現場でのリアルな声を聴くことができる貴重な機会となるでしょう。
席は限られているため、興味のある方はお早めにお申し込みください。
まとめ
『デザインノート Premium』は、デザイナー前田高志の全貌を知るだけでなく、デザインが持つ力を理解するための重要な一冊です。新たに生まれるデザインの形と、それが注ぐ日常の風景を是非とも堪能してください。