藤田嗣治新作上演
2026-01-27 16:36:23

藤田嗣治の生誕140周年を祝う新作評伝劇『白い暗闇』上演決定

藤田嗣治の生誕140周年を祝う新作評伝劇『白い暗闇』の上演



2026年3月19日から24日まで、東京芸術劇場シアターウエストにて、藤田嗣治の生誕140周年を記念した評伝劇『藤田嗣治~白い暗闇~』が上演されます。日本の画家藤田嗣治は、独自の技法である「乳白色の肌」を確立し、パリで成功を収めたことで知られています。しかし、彼の人生の中で、戦争と絵画がどのように交錯していたのか。この新作は、その複雑なストーリーを描き出します。

評伝劇『藤田嗣治~白い暗闇~』の魅力


この評伝劇は、藤田嗣治の二つの時代に焦点を当てています。ひとつは、パリで画家としての成功を収めた時期(1913年~1929年)。もうひとつは、日本に帰国後、戦争画に着手することになる太平洋戦争時代(1938年~1945年)です。特にこの時代における藤田の葛藤や内面的な変化が描かれ、彼の独自の表現スタイルがどのように形成されたかが探求されます。

戦争画の位置づけ


戦争画は歴史的に重要な役割を果たしてきました。それは戦争の記録としてだけではなく、軍の宣伝や戦意を高揚する手段としても利用されてきました。特に第一次世界大戦の背景において、日本の若い画家たちは自らの意識を反映させながら戦場に赴き、絵を描く道を選びました。しかし、戦後の日本では、軍部や新聞社が戦争画をイベント化し、商業的な価値を見出しました。新作『白い暗闇』では、藤田嗣治がこの波にどのように巻き込まれていくのかが、新聞記者との関係を通じて描かれます。

新たな演出での挑戦


タイトルロールを演じるのは、文学座の石橋徹郎。舞台美術は、現代的な抽象美術が魅力の土岐研一が担当し、衣装は西原梨恵が華やかさと時代感を再現します。特に、戯曲の鍵となる言葉に最重点を置き、藤田の戦争画の意味について視覚化する新演出が期待されます。

上演日程と場所


公演は2026年3月19日から24日まで、東京芸術劇場シアターウエストにて行われます。チケットはカンフェティで好評販売中です。一般料金は5,000円、29歳以下の若者向けのU29チケットは3,500円です。

劇団印象-indian elephantについて


この新作の創作を手がける劇団印象は、2003年に設立されました。彼らの信念は、”遊び”が文化や言葉の壁を超えることです。観客が劇場を出た後の日常の視点を変える作品づくりを目指しています。文学座の石橋徹郎を始め、多彩なキャストによるこの舞台は、多くの人々に新しい視点を提供することでしょう。観劇を通じて、藤田嗣治という日本の偉大な芸術家についての理解が深まることでしょう。ぜひご期待ください。


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