新刊『宇宙生活10年目の未来人にインタビューしてみた。』のご紹介
2025年4月18日、一般社団法人ABLabが監修した新感覚の宇宙ビジネス入門書、『宇宙生活10年目の未来人にインタビューしてみた。』が発売されます。この書籍は、宇宙ビジネスに関心を持つすべての人々に、未来社会の息遣いを感じてもらうことを目的にしています。
書籍の特徴
本書は、著者ABLabが監修した寺薗淳也氏のもとで、ホリエモン出版から刊行されました。特筆すべきは、その構成方法で、生成AIに宇宙開発の情報を学習させ、2050年に生きる未来人たちを演じる形で進められます。読み物としても楽しめる設定で、個性豊かなキャラクターが登場し、彼らとの仮想インタビューを通じて、未来の暮らしやビジネス、法律、文化などに触れることができます。
登場キャラクターには、関西弁を話す月面起業家や気難しい火星の生物学者、さらには食料問題や環境問題を抱えた思春期の宇宙世代など、一筋縄ではいかない面々が揃っています。これにより、読者は未来の複雑な事情や社会的な問題にも目を向けるきっかけを得ることでしょう。
内容の一部紹介
本書には以下のようなトピックが含まれています:
- - Talk1 宇宙起業家:レン・フジモト(70歳)
- - Talk2 月面採掘事業者:アデヨミ・アデバヨ(39歳)
- - Talk3 宇宙法エージェント:ガオ・インへ(29歳)
- - Talk4 火星生物学者:タチアナ・サフロヴィッチ(83歳)
- - Talk5 宇宙文明デザイナー:エララ・バーン(45歳)
- - Talk6 宇宙ネイティブ世代:ルナ・ジューン・リョウ(13歳)
これらの個々のストーリーは、宇宙開発の現状を踏まえつつ、リアルでありながらも夢のような未来を描き出します。特に、「重力格差」や環境保護の課題についても言及され、ただ明るい未来だけではない、複雑な問題にも光を当てています。
トークセッションの開催
本書の発売を祝うイベントとして、2025年4月24日にはX-NIHONBASHI BASEにてトークセッションが行われます。このセッションでは、ABLab代表の伊藤真之氏と、本書の編集者・脚本家宇城悠人が登壇し、生成AIを用いたSFプロトタイピングについて語ります。イベントでは、実際に執筆時に活用した方法や失敗談など、制作の裏側に迫る貴重な対話が繰り広げられます。
参加希望の方は、公式サイトからの申し込みが可能で、飲食代が含まれた参加費で交流の場を持つことができます。定員は40名となっており、早めの申し込みをお勧めいたします。
将来の宇宙ビジネスを考える一冊
本書は、単に未来のビジョンを描くだけでなく、AI技術を駆使して現実的な課題や可能性に向き合う効果的な資料となります。また、書籍の中で提案されたアイデアは、宇宙ビジネスだけでなくアイデアの発想法としても使われることでしょう。
このように、多角的に宇宙ビジネスを探求する『宇宙生活10年目の未来人にインタビューしてみた。』は、これからの時代を生き抜くための知恵が詰まった一冊として、多くの人に読まれることでしょう。未来に向けた新たな視点を手に入れられるこの書籍を、ぜひ手に取ってみてください。