新刊のご紹介
本日、株式会社クロスメディア・パブリッシングから新しいビジネス書が発売されました。題して『組織をダメにするのは誰か? 職場の問題解決入門』です。この書籍は、近年の企業内に潜む様々な問題を明らかにし、それに対処するためのヒントがぎっしりと詰まっています。
冒頭のトピック
多くの企業が抱える「ダメ上司」「ダメ組織」「ダメプロジェクト」、これらは一体何が原因で生じているのでしょうか。本書では、組織の中で悪影響を及ぼす「害虫」たちを特定し、その生態を理解することで解決策を提案しています。著者の岸良裕司氏は、世界的なベストセラー『ザ・ゴール』の著者、エリヤフ・ゴールドラット博士から学び、組織マネジメントにおける理論と実践を長年行ってきた経験を持っています。
実際の課題とその原因
多くの人が「頑張っているのに成果が出ない」「社員が疲れている」「職場の雰囲気が悪い」と感じている背景には、こうした「害虫」の存在があるかもしれません。例えば、あらゆる業務を最優先するように指示する「マルチタスク虫」、社員が委縮してしまう「キキカンアオリ虫」、納期に追われてしまう「シワヨセ虫」、また新たなブームに振り回される「モクテキワスレ虫」といったものです。それぞれの「虫」を知ることで、自らの職場にどのように浸透しているかを考える手助けになります。
害虫の実態とその退治法
本書では、20種類以上の「会社の害虫」に関する詳細な解説があり、それぞれの「生態」や「退治法」がイラストを交えて紹介されています。人が持つ「思い込み」は、実際には組織全体に悪影響を及ぼす要因であり、それを解消することが求められます。「思い込み」を疑い、原因を明確にすることで、問題解決の道筋が見えてくるのです。
著者は、解決策をお金や手間のかからないユニークな方法で展開しており、共感しながら学ぶことができるように工夫されています。「あるある!」と思いながらページをめくるうちに、職場の問題を解決する具体的な手段を知ることができます。
組織を良くするために
この書籍を通じて、読者は「問題の原因が他人にあるのではなく、自分たちの考え方にある」と気づくことでしょう。まさに、組織を変えるためのヒントが満載です。少しでも職場の改善を望む方には、ぜひとも手に取っていただきたい一冊です。
著者について
岸良裕司氏は、ゴールドラットジャパンのCEOとして活動をしています。TOC(制約理論)をもとに、さまざまな産業や行政改革で広く実践し、多くの成果を挙げてきました。本書は、氏がこれまで培ってきた知識や経験を元に、職場の問題解決に必要な情報をわかりやすく提示したものです。
書籍情報
- - タイトル: 組織をダメにするのは誰か? 職場の問題解決入門
- - 著者: 岸良裕司(きしら・ゆうじ)
- - 定価: 1,738円(本体1,580円+税10%)
- - 体裁:四六判 / 264ページ / 2色刷
- - ISBN: 978-4-295-41060-7
- - 発行: 株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
- - 発売日: 2025年1月31日
詳細は
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