あんびるやすこ、待望の新シリーズを発表
あんびるやすこ氏が、7年ぶりに新たな児童書シリーズを発表しました。その名も『魔法の庭の子ねこたちアンのおはなし』。この作品は、520万部を超えるベストセラー作家として知られる彼女の最新作で、ポプラ社から5月28日に発売されます。著者自身が絵を手がけることで、美しいビジュアルと共に楽しい物語が展開され、子どもたちやねこ好きの大人たちを引きつけています。
物語の背景
物語の舞台は、古く美しいお屋敷トパーズ荘。ここには、ジャレットという女の子と、6匹のかわいい子ねこたちが住んでいます。作品は、特に「とくべつ」な存在になりたいと願う子猫・アンを中心に展開されます。彼女は、ある日大きなチャンスに恵まれますが、「とくべつ」でいる意味に悩む様子に、子どもたちにも共感を呼び起こすことでしょう。
絵本の魅力
この作品は全64ページのフルカラーで、 vibrantなハーブと子ねこたちが画面いっぱいに生き生きと描かれています。特に、読んでいる子どもたちが視覚的に楽しむことができるよう工夫されています。また、読み聞かせや初めての一人読みな方にも最適で、デザイン性が高く眺めているだけでも幸福感に包まれることでしょう。ページをめくるたびに、心と目を楽しませること間違いなしです。
さらに、巻末には「ねこと友だちになる方法」という特別なコンテンツも収録されています。これにより、物語の後にさらに子どもたちがねことの関係を深める手引きを得ることができます。
あんびるやすこについて
著者のあんびるやすこさんは、群馬県出身で、子供のころからファッションデザイナーやおもちゃづくりの夢を持っていました。彼女は現在、愛猫のラグドール・エルキュールと共に暮らしています。代表作には「魔法の庭ものがたり」シリーズや「ルルとララ」シリーズ、さらには「ムーンヒルズ魔法宝石店」シリーズなどがあります。特に「ルルとララ」シリーズは、累計200万部を超え、今年で20周年を迎えた人気作品になっています。
さいごに
この新作『魔法の庭の子ねこたちアンのおはなし』は、あんびるやすこさんのファンや絵本好きな方々にとって、必読の一冊です。子どもたちの心の成長や友情の大切さを描いた魅力的な物語は、多くの読者の共感を呼ぶことでしょう。背表紙を眺めるだけでもほっこりとした気分にさせてくれるこの作品を、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
この新たなシリーズが、読者に素敵な体験を提供することを期待しています。