TSKさんいん中央テレビと旭食品が地域活性化を目的とした共同プロジェクトの新たな取り組みを発表しました。このプロジェクトは、松江の老舗「中村茶舗」との連携で実現したもので、340年以上の歴史を持つ茶舗のオリジナル珈琲「ラフカディオ珈琲」を使用した「ラフカディオ珈琲ティラミス大福」を特に推しています。
このスイーツは、濃厚なティラミスクリームと伝統的な大福モチの見事な組み合わせが特徴。もちもちとした優しい食感の大福生地は、一口食べるごとにしっとりしたティラミスクリームと一体になり、豊かなコーヒーの香りが広がります。味わいは優しく、クリーミーなコクとほろ苦い甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。
販売は2025年12月上旬から、島根県と鳥取県のスーパーや量販店を中心に展開される予定です。地域の農林水産物を活用し、新しい商品の開発につながることを目指すこのプロジェクトは、地方企業を支援する重要な取り組みでもあります。
特に、ラフカディオ珈琲の開発にあたっては、小泉八雲の曾孫である小泉凡氏の助言を受け、彼が好んでいた珈琲の風味を尊重しています。このコーヒーは、浅煎りされた豆を使用し、豆本来の風味と甘みが引き立ち、苦味を抑えることで多くの人に愛される味わいを追求しています。
また、この大福は、NHKの連続テレビ小説『ばけばけ』にちなんだパッケージデザインが施され、地域の文化や歴史が込められています。これにより、自宅用としても、大切な方への手土産としても選ばれること間違いありません。
TSKの担当者、松田氏は、「地域の生産者の情熱やストーリーを発信していくことが私たちの使命です。」と語っており、商品の背後にある地域の文化の重要性を強調しています。地域の逸品を掘り起こし、全国、そして世界の食卓へと届けることに尽力している彼らの姿勢には、深い感銘を受けます。
旭食品との連携により、地域資源を活用した新しい商品の開発が進むこのプロジェクト。地域の農林水産物の需要を拡大し、さらには全国、海外への販路を開拓するという明確なビジョンが存在します。今後もこの取り組みを通じて地域経済の活性化に寄与し続けることでしょう。
この「ラフカディオ珈琲ティラミス大福」、ぜひ皆さんにも体験してもらいたい逸品です。味わい深く、地域の文化を感じることができる新しいスイーツとしてぜひご注目ください。