水野太貴の新書『会話の0.2秒を言語学する』が話題に!
水野太貴氏の最新著作『会話の0.2秒を言語学する』が、8月27日に発売される。YouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」の人気を受けて、彼がオタク目線で言語学の魅力を伝えるこの一冊は、特に会話における瞬間的な反応をテーマにしたもので、前代未聞のアプローチが注目を集めている。
この作品では、人が会話の中で返答するまでのわずか0.2秒という時間に焦点を当て、脳内で起こる複雑なプロセスに迫る。なぜ我々はその瞬間に思考を巡らせ、適切な言葉を選ぶことができるのか。この問いに答えるべく、彼は日常の中の様々なコミュニケーションの事例を通して、言語学の魅力をわかりやすく解説している。
今井むつみ氏からの推薦コメント
特に、認知科学者の今井むつみ氏が推薦コメントを寄せている点にも注目だ。彼女は言語への深い理解を持ち、著書『言語の本質』が2024年の新書大賞に輝くなど、言語学界でも期待される存在である。今井氏は水野の著作について、研究者ではないからこそ見える言語の本質があるとして高く評価。彼女の推薦によって、より多くの読者に手に取ってもらう機会が増えることだろう。
著者の思い
水野氏は、2年間のリサーチ期間を経てこの本に挑んだことを公開している。彼は「30歳になるまでに、単著を出したい」との目標を掲げ、社交を捨てて言語学の学びを深めた。その成果がこの一冊に結実したと心から感じているという。多くの人にとって難解に思える言語学だが、水野氏の等身大の言葉で描かれる内容は、誰もが共感できるものになっている。
限定特典付きの予約受付中!
また、バリューブックスではすでに1万冊以上の予約を受け付けており、早期予約者にはオリジナルステッカー2種類と特別映像が特典として付いてくる。「食べログ」レビューやお笑い、さらには日銀総裁の会見や人気漫画まで、様々な事例を交えたこの書籍は、ただの学術書を超えた恐るべき楽しさを持つ。
まとめ
この新刊は、あなたの日常会話での悩みを解決するヒントや、言語学の深い魅力を提供する必読書だ。水野太貴氏の新しい試みが、もっと多くの人々に気づきをもたらすことを期待したい。興味がある方は、ぜひ早めに予約をして、その魅力を直接体験してほしい。
著者紹介:水野太貴
名古屋大学文学部を卒業し、言語学を専攻した水野氏は、出版社での編集者として活動する傍ら、YouTubeやPodcastで「ゆる言語学ラジオ」を実施。チャンネルは36万人以上から支持されており、言語学に対する興味を多くの人々に広めている。過去の著作には、言語オタクとしての体験を活かした作品が多く見られる。