台湾式暮らしガイド
2025-12-10 14:12:57

台湾での24年間を振り返る青木由香の心温まるエッセイ集

台湾人の秘密、青木由香の新刊『脱力、台湾式。』



作家で台湾コーディネーターの青木由香さんが、2025年12月4日に新刊『脱力、台湾式。 24年暮らして学んだ、ゆるく楽しく、幸せな生き方』を発表しました。この書籍は、青木さんの24年間にわたる台湾生活を基にした自伝的エッセイで、彼女の体験が活き活きと描かれています。

台湾での人生のフルコース



青木さんは、マッサージに魅了されて台湾に移住。そして、お茶の世界に引き込まれていく過程や、台湾での著書がベストセラーになったことなど、様々な出来事が彼女の人生を彩る要素となっています。また、コーディネーターとしての活動も広がり、結婚、出産、さらには台北に自らの店をオープンしました。このように、彼女はまさに人生のフルコースを台湾で経験したと言っても過言ではありません。

脱力の島・台湾



青木さんが台湾に魅了された理由は、そこでの暮らし方や文化にあります。「主婦だけど、毎日ごはん頑張って作らなくてもいいじゃん」や、「雨で濡れるから素足にビーサンで会社行くよね」といったように、台湾特有の合理的で自由な生活様式が彼女を惹きつけます。彼女は、生活の中で直面する小さな戸惑いや文化の違いを、あたたかく受け入れ、ユーモアを交えてクスっと笑えるエピソードとして描いています。

日本人が疲れた時に、思わず台湾に逃げてみたくなるような、そんな心をほぐすエッセイ集に仕上がっています。日常生活の中に潜む小さな幸せや気づきを丁寧にすくい上げたこの本は、心を軽やかにしてくれる一冊です。さらに、台湾旅行を考えている人や、再度訪れたいと思っている人にもぴったりのアドバイスが散りばめられています。

台湾人の優しさと合理性



青木さんの体験を通じて感じられる台湾人の「ゆるさ」と「やさしさ」、そして合理的な考え方には、思わず「日本人もこうなれば、もっと幸せになれるかも」と考えさせられます。この点において、台湾好きな人はもちろん、日常に疲れた方々にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。

著者青木由香さんの人物像



青木由香さんは神奈川県に生まれ、現在は台湾在住。彼女のキャリアは、2005年に台湾の出版社から出版された『奇怪ねー』がきっかけで、その後台湾での成功を収めることとなります。コーディネーター活動やラジオパーソナリティーとしても活躍し、2015年には台北市に台湾のいいものを紹介するショップもオープンしました。彼女は現在、台湾の魅力を伝えるPodcast番組「台湾、暮らしの珍道中」を運営し、InstagramなどのSNSを活用してその魅力を発信しています。

青木由香さんの新刊『脱力、台湾式。』を通じて、台湾の文化やライフスタイルの豊かさに触れてみてはいかがでしょうか。心を軽やかにしてくれるこのエッセイが、読者に新たな視点をもたらすことを願っています。


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