異能力に翻弄される青年が掴んだ真実の恋
ボーイズラブ(BL)作品専門のCharaレーベルから、2025年8月28日(木)に発売される2冊の新刊情報が待望の発表を迎えました。特に注目されるのは、沙野風結子の最新作「隠しごとナシの親友」と、尾上与一の「海鷲に告げよ 1945シリーズ番外編3」です。
「隠しごとナシの親友」
この作品は、儚くも脆い青春の中での親友同士のセンシティブラブを描いています。物語の主人公である律朗は、部活の仲間がバイクに撥ねられ、命を落とす瞬間を目撃します。この突如として訪れた絶望の中、目の前に現れたのは、何事もなかったかのように笑う彼の親友、斉季です。律朗は次第に、現実を幻と見分けられないリアルな白昼夢に悩まされていく。
この物語の核心は、律朗の心に芽生える異能力です。頭の中で蝶が舞うとき、彼は友人の死さえ書き換える力を手に入れる。自身の感情と向き合いながら、律朗は真実の恋を見つけ出すことができるのか、心の葛藤が織り成すドラマティックな展開が待っています。
作品の詳細
- - 定価:858円
- - ページ数:362ページ
- - ISBN:978-4-19-901176-4
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「海鷲に告げよ 1945シリーズ番外編3」
もう一つの新刊は、1945シリーズの第三弾として位置づけられる「海鷲に告げよ」です。物語は、終戦から十八年後に届いた一通の手紙を中心に展開します。それは、主人公の塁の死に際に残された言葉。再び運命の糸に導かれた三上は、塁が生前に書いていた手紙と向き合うことで、彼の心情が明かされていく様子を描いています。
手紙の内容には、塁の保護者の衛藤との邂逅が含まれており、初めて塁の隠れた気持ちが徐々に明らかに。さらに、三上が懐中時計を修理している際に抱いた恋の前兆や、二人が迎える初めての夜のエピソードも語られており、深い感動に満ちています。
作品の詳細
- - 定価:880円
- - ページ数:402ページ
- - ISBN:978-4-19-901175-7
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Charaレーベルの新たな展開
サブカルチャーと共鳴するキャラ文庫は、今後も新たな作品を続々と発表予定です。特に、キャラクターたちのリアルな心情や複雑な人間関係が描かれる作品に注目が集まっています。また、Charaレーベルの公式サイトやSNSでは、最新情報が発信されており、ファンにとって見逃せないコンテンツが目白押しです。
最新情報は、Chara編集部の公式アカウントやサイトでチェックしてみてください。
恋と青春をテーマにした作品が多く、心を揺さぶる物語が展開されるCharaレーベルに、ぜひあなたも触れてみてはいかがでしょうか。